昭和の男だからだろうか

それとも私が昭和の女のせいか




出会い系で知り合った50歳の男と

二回目の逢瀬のことである



夜桜見物のあと
車の中で話をしていた

確かに下ネタの会話であったと思う


胸の大きさについて話をしていたら

男は急に私の胸を掴もうとしてきた

驚いた私は咄嗟に避けて触られることは

なかった



カマトト(死語?)ぶっていた訳ではない


私達はまだ手を繋いで歩く程度の

スキンシップしかしていないのだ


順番?

そう順番っていうものがあるだろう



手繋ぎ

抱きしめる

キス



最低それらの経過を辿るべきでは

ないだろうか


こんな考えは古いのか?

いや、そんなことはない

少しずつ、近づいていくことで

女の気持ちもだんだん盛り上がって

いくのだ

それをいきなり身体のピンポイントに

触れてくるとは、、

セクハラ以外の何物でもない



自覚症状はあるのだろうか

帰ってから聞いてみた


「順番ってものがあるでしょう?」


すると、悪びれもせず男はこう言った



「いや、こんなのもありかな?と思って」

「今度会ったらもう一度挑戦してみようかな」




・・・もう手の施しようがない