マイケルの死後に発売され、様々な物議を醸した作品。
率直な感想としては、様々な前提条件の下での作品であれば
十分すぎる内容である。
もちろん、「マイケルはどう思うのか?」という疑問は払拭できない。
しかし、マイケルファンの自分としてはマイケルの新作(?)が
聴けることはこの上ない楽しみだし、期待せずにはいられない。
それがファン心理ではないか。
本作は、作品の収録時期がまちまちであり、
新作に関しても決して最高の状態で録音されたものではないことは
一度聴けば分かる。
そういった意味でアルバムとしての統一感は感じられない。
私の中では、アンソロジーとしての立ち位置にあるアルバムとなった。
個人的お勧めは以下の曲:
④(I Like) The Way You Love Me
Ultimate Collectionにも別バージョンが収録されている。
⑥Best Of Joy
⑨Behind The Mask
言わずもがな、YMOの作品。
以前から存在を知られていた作品。(やっと聴けた。やはり良い!)
⑩Much Too Soon
Thriller制作時に作られた作品。
色々と批評はあるが、ファンなら購入の価値はある。
しかし、最初の一枚としての購入はお勧めしない



