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素人の英語歌詞おおざっぱ和訳

自分の好きな歌の自己流適当和訳を載せるブログです
UKに魂を置いてきたオタクなので和訳に関係ないUKの諸々も書いたりすると思います
なお筆者はここで紹介する原文歌詞や動画の権限を一切有しません

どうもお久し振りです!非常にご無沙汰しております!

(更新間隔長すぎて、毎回これを言ってる気がする)

 

えぇ生きています。

お陰様で健やか元気に生きて音楽も漁っているんですが、

いざブログを書こうとなると私の超エクストリーム筆不精がそれを阻止するため

なかな此方に顔を出せないんです…

(本当になんでこんなめんどくさがりがブログとかやっているのか)

 

で、本題に入りますと

今回取り上げたのはまさかの「スコットランド民謡」

 

このブログは英語で書かれた幅広い年代、地域の曲を見ていこうという(一応)テーマでやってきましたが

民謡は今回が初めてではないでしょうか

かなり前に1916年の歌謡曲"If You were the Only Girl in the World"を扱ったのが

このブログ上では一番古い曲だと思うんですが、今回それを更新しましたね

 

なんと推定A.D18世紀(さらに古い可能性がある)の曲だそうです

うわぁ〜〜〜〜〜古い

 

そして、どうして急にスコットランド民謡?かというと私の中で周期的に来る

ケルトブームというかスコットランドブームが今ちょうど来てたからです

特に深い意味はございません

 

(そしてついでに言うとトップの画像。これは曲に全く関係ありません。私の好きなドラマの一場面の模写です。なんか雰囲気合うかな〜と思って)

 

なーんか良いですよね、スコットランド

自然も建物も美しいしすごくロマンがある…

(あのめちゃくちゃ汚い名作映画「トレインスポッティング」の舞台もスコットランドだったな…と今思い出しましたが、清濁併せ呑むのがスコットランドの魅力ですよね、ええ)

 

 

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"The Bonnie Banks of Loch Lomond" (around A.D18th)

 from Scottish folk song

 

 

 

 

 

By yon bonnie banks and by yon bonnie braes,
Where the sun shines bright on Loch Lomond,
Where me and my true love will never meet again,
On the bonnie, bonnie banks o' Loch Lomond.

O ye'll tak' the high road, and I'll tak' the low road,
And I'll be in Scotland a'fore ye,
But me and my true love will never meet again,
On the bonnie, bonnie banks o' Loch Lomond.

'Twas there that we parted, in yon shady glen,
On the steep, steep side o' Ben Lomond,
Where in soft purple hue, the highland hills we view,
And the moon coming out in the gloaming.

O ye'll tak' the high road, and I'll tak' the low road,
And I'll be in Scotland a'fore ye,
But me and my true love will never meet again,
On the bonnie, bonnie banks o' Loch Lomond.

The wee birdies sing and the wildflowers spring,
And in sunshine the waters are sleeping.
But the broken heart it kens nae second spring again,
Though the waeful may cease frae their grieving.

O ye’ll tak’ the high road and I’ll tak’ the low road,
And I’ll be in Scotland afore ye.
But me and my true love will never meet again,
On the bonnie, bonnie banks o’ Loch Lomond.

 

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<エジンバラ半日ツアーの際ガイドのおじいちゃんのキルトの中がノーパンか気になって仕方なかった人による訳>

 

あの麗しい岸の向こう、あの麗しい丘の向こう

ローモンド湖の上へと日が明るく輝く場所

そこで私と愛しい人が会うことは二度とない

麗しい、麗しいローモンド湖の岸では

 

あぁ、貴方は高き道を征き 私は低き道を征く

そして私は貴方より先にスコットランドへと到るだろう

でも私と愛しい人が会うことはもう二度とない

麗しい、麗しいローモンド湖の岸では

 

私達が分かれたのは、影の深い峡谷の向こう

ローモンド山の険しい斜面でのこと

そこで私達は淡い紫の色合いの中で高地の丘を眺め

薄暮の中から月が昇り来た

 

あぁ、貴方は高き道を征き 私は低き道を征く

そして私は貴方より先にスコットランドへと到るだろう

でも私と愛しい人が会うことはもう二度とない

麗しい、麗しいローモンド湖の岸では

 

小さき鳥たちは歌い、野の花は芽吹く

そして日の光の中で水は微睡む

しかし破れたこの胸は知っている

もう二度と春が来ないことを

それでも喪失の哀しみによって、嘆きは止むことだろう

 

あぁ、貴方は高き道を征き 私は低き道を征く

そして私は貴方より先にスコットランドへと到るだろう

でも私と愛しい人が会うことはもう二度とない

麗しい、麗しいローモンド湖の岸では

 

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実際の曲を聞くと「お?この曲知ってる!」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか

「蛍の光(スコットランド民謡)」「スカボローフェア(イングランド民謡)」然り、イギリスの民謡って何故か日本語文化圏の人間にも馴染み深いものが多いですよね(なんでだろ)

 

この"The Bonnie Banks of Loch Lomond"略して"Loch Lomond"も「ロッホローモンド(発音はロックローモンドの方が近いと思うけど…)」「水辺の春(昭和45年のみんなのうたで放送されたそうです。あまり原形を残さないスタイルの歌詞訳だったみたいですが、歌えるように歌詞訳すの超難しいらしいので仕方ない)」という名で日本でも割と昔から愛されているようです

 

かくいう私が初めてこの歌を認識したのは高校生の時で、お気に入りのコメディ番組の中で

スコットランド人の英語の先生に対し「は?スコットランドって何?」みたいなおちょくり方をしていた生徒が

最後の方にしれっと「ye'll tak' the high road, and I'll tak' the low road」と言って先生があんぐりするシーンがあり

 

え、何?なんて?どゆこと???

 

と思い調べてこの曲に辿り着いたのがきっかけでした

 

 

これだけでスコットランドを表せるぐらい、このフレーズと曲はスコットランドの代名詞的な存在と言う事でしょう

 

 

歌詞訳についても英語初心者の私にとっては「????」な単語がたくさん出てきて

 

(一例をリストアップしますと

 yon:向こう  ye:あなた=you  ben:山  wee:ちっぽけ  ken:知る  nae:=no

   waeful:嘆かわしい=woeful   frae:から=from

   とかとか)

 

スコットランド方言に古語?手に余るわ…となったんですが、せっかくなので

ちょっと古めかしいけど問題なく意味は解るぐらいの訳を目指しました。成功したかは知らないけど。

正直自分でも意味解らない部分もありますがこれが精一杯です。

 

 

Wikipediaに「元々はeroticな歌だったがジャコバイトの愛唱歌に改変されたのが今のバージョン」

みたいなことが書いてあって

 

 

えぇ〜こんな清廉って感じの歌の元はエロかったって、

そんなこと言われるとオリジナルバージョンも非常に気になるじゃん、と思いました

これがどうセクシーな感じだったのか不思議で仕方ないです

 

何はともあれスコットランドに行きたいな…

いつになれば行けるようになるのか見当もつかないけど…

 

いつかまた気軽に海外旅行に行けるようになるまで

こういう地域色の強い音楽を聴いて気分だけでも異国情緒に浸りたいと思います

 

皆様もどうぞご自愛なさってください