【 TREK Ticket S 】26インチのMTBは、日本の里山でとっても楽しい! | 奥さんにナイショで若返ってやる!(アウトドア活動記録)

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スーパーインドア派の奥さんにはナイショでMTBや登山、マラソン、トライアスロンを楽しむ40代。オレンジセオリーフィットネスで日々ワークアウトに勤しみ、健康管理はもちろんアンチエイジングも目指してみます♫

 
マウンテンバイク歴の長いライダーが、新たなマウンテンバイクを購入する際、よく口にする言葉
 
「あ〜ぁ、きっとこれが最後に買うマウンテンバイクだな〜」
 
 
これは、際限なく沸き起こる物欲を抑えきれない中毒に侵されたライダーが、「最後の1台だから、きっと許されるだろう・・・・」と、自己肯定するために呟く言葉で、周りは「最後なワケないじゃん!」と総ツッコミを入れる流れが確立されています。
 
でも、私の場合は違います。今度は間違いなく最後。
 
そう、
 
「これが最後に組む26インチ マウンテンバイクだろうなぁ〜」
 
と呟いて入手したのがコレ。
 
TREK Ticket S 
 
スロープスタイル競技でお馴染みフリースタイルライダー ブレンダン・セメナックが乗るバイクとして余りにも有名で、↓このレッドブルの動画でも息を呑むようなライドを魅せてくれます。このバイクがTREK Ticket S なのです。
 
 
 
 
日本国内では2013年秋に予約がスタートし、2014年に限定的に販売されたモデルを奇跡的に新車でゲット! 国内でもまだ僅かに店頭在庫もあるようなので、欲しい方はTREKの取り扱い店に問い合わせてみてもいいかも知れません。
 
静岡県の なるおかサイクル さんに確か在庫があったような・・・。 現在は売り切れのようです。

TREK Ticket S はジャンル的にダートジャンプ、スラローム、スロープスタイルを得意とするもので、表示サイズはLながらもコンパクトなジオメトリーとなっています。もちろん、ジャンプやトリックが前提となるので、取り回しやすい26インチモデル。
 
27.5インチのMTBが隆盛を極めつつあるなか、26インチのバイクを組むのは、少々勇気が必要でしたが、ブレンダン・セメナックやブレット・リーダーといった憧れのライダーに近づくためには避けて通れない選択。
 
 
2016年のクランクワークス ウィスラー Redbull Joyrideで優勝した↑ ブレット・リーダーの走りを間近に見て、完全にTREK Ticket Sが欲しくなっちゃったのであります。
 
 
バイクを組んだ当初は、FOXのDJ用フォーク 831(フォークインナー径32)をベースに、トレイルでの自走UPを想定して、SRAMの11sを選定。
 
 
本来であれば、変速機の無いシングルスピードにすべきでしょうが、トレイルでの使用を考えると仕方ない選択。ただ、サドルはベタベタに下げたいので、ドロッパーシートポストは無しで。
 
フロントは当然シングルですが、丸太の倒木越えを考慮して、念のためMRPのデバイスもインストール。
 
 
赤いアルマイトが眩しいマグラのブレーキで足周りを固めます。
 
 
いざ組み上がってトレイルに繰り出すと、TREKならではの優れたリアサスペンション形式により、キックバックなど癖のない乗り味が好印象。いわゆるオールマウンテンと呼ばれるエンデューロー系のMTBと違って、サスペンションのストローク量も少ないため、ハードでスパルタンなのは当然ですね。フロントフォークも短いために、しっかりとバイクの中心に乗らなければなりません。ここは、バイクの特性を理解して乗る必要がありますね。
 
でも、26インチならではの取り回しの良さと、ジャンプした際のアクションのしやすさは抜群で、自らの体で積極的にバイクを操る感覚が最高です。
 
 
その後、フロントフォークを
FOX  831(フォークインナー径32)から↓
FOX  831(フォークインナー径36)にアップグレード。
 
フォークの剛性が格段にアップして、安心して攻めた走りができるようになりました。
 
うーん、FOX831とticket Sの組み合わせで、かなりブレット・リーダーのイメージが色濃くなってカッコいい!
 
それにしても、ふじてん のような整ったコースのトレイルは、ショートストロークなアクション系バイクであるTicket Sが最高に楽しい!
 
綺麗なバームのコーナーをブリブリ言わせながら走り倒したりと、とにかく大満足。
 
乗り慣れて、手に馴染む感じは26インチならでは。
 
私個人は、あまりハードではない日本の里山トレイルを走るなら、26インチのホイールサイズが走り甲斐があって楽しいと強く思います。
 
もちろん、27.5インチのMTBがグリップ性能も走破性も高いのは間違いなく、更にその上の太いタイヤを履く27.5+のバイクや、29インチのMTBも取り回しが良くて楽しいモデルが各メーカーから次々とリリースされています。
 
どのバイク選びが正しいか、ではなく、趣味趣向でどのホイールサイズを選ぶか。
 
いやぁ、選択肢が沢山あるって贅沢ですよね〜。
 
 
さーてと、続いて
 
「2017年に買う最後のマウンテンバイクはどれにしようかな〜」