総裁選でいろんな論点が出ていますが、先ずは経済をどうするのかを論議して貰いたい。
内閣支持率調査で、国民が一番関心が高いし、改善して貰いたい項目は経済問題です。
国民としては生活に必要な収入を得るのが一番大切であり関心事だと思います。
それで、総裁選でも殆どの方が経済問題には言及します。
加藤氏は所得倍増と言っています。
これはあまりにも突飛で、倍増するには毎年どれだけの経済成長と所得増加が出来るかの対策を示す必要があります。
倍増する為の経済政策がないと単なる絵に書いた餅です。
ですから、各候補は経済を言いながらも併記として扱うのが普通です。
経済は注目点にはならないので、俄然論点が脚光を浴びる夫婦別姓を取り上げる候補もあります。
小泉氏がそれを言ったら高市氏が対策はあるので別姓でなくても良いと反論しています。
別姓問題は日本の文化の修正ですから慎重に検討すべき問題です。
一番驚いたのは、小泉氏が北朝鮮の拉致被害者奪還についての発言です。
氏は北朝鮮の指導者とは同年代なので話が通じ安いと思うから対話で解決できるのではないかと発言しました。
同年代であれば解決し易いという論理は全くありません。
こんな発言を堂々と言うのは総理としては失格です。