欧州連合の代表選がありました。
フランスの選挙で極右と呼ばれるルペン女史が率いる政党がトップとなって大統領派の勢力はかなり落ちぶれています。
ここでは極右という言葉ですし、英語表記も一番右ということですから、日本では極右と言われますが、私は極右ではなく右派でいいのではないかと思います。
欧州では環境重視派や宗教派があって、全体的には左派傾向があると感じています。
しかし、左派に行き過ぎてフランス、ドイツ、デンマークあたりで右派の勢力が伸びています。
ドイツでも、ドイツの為の選択という右派が第二党になりました。
原因は経済状態があまり良くないということと、移民政策や外国人労働者が経済にあまり貢献していないとか治安が悪くなったということがあるようです。
特にドイツではロシア産の安いガスが使えないし、中国に大きく依存した経済が足を引っ張っているようです。
フランスのマクロン大統領は自身の党が惨敗しましたので、議会を解散して選挙を行うようです。
結果が出たのは欧州会議でフランスの国会とは違います。
フランスでは五輪もあるし、選挙をするとなると忙しくなります。
このような傾向とか結果は日本もよく観察しておく必要があります。
人件費節約で外国人労働者に頼ったり、人道上の問題で管理を緩くすると結果が欧州のようになるかもしれません。