名伯楽 | ラフィアン一口オーナーズブログ by 西川田ねこ

名伯楽

2月の競馬サークルは引退の季節。

今年は特に多くの調教師がトレセンを去ります。

その中で、現在も何頭もの有力馬を管理しているニノ宮敬宇調教師

(体調的なもの?)勇退するという。

凱旋門賞2着のエルコンドルパサーからナカヤマフェスタ

最近のディーマジェスティロックディスタウンと。

多くの名馬を生み出してきました。

師は、今でこそ社台系の馬も預かっていますが、

どちらかというと日高系に分類されると言ってもいいでしょう。

馬主さんと一緒に日高の牧場やセリに出掛け

いい馬を見定め買ってもらうタイプなのですよね。

そういう馬でGⅠを勝たせ種牡馬として送り込んでるんですから、

本物の名伯楽だったと言えるでしょう。

 

 

又、依頼騎手についても普段の付き合いを重んじるスタイルは、

好感が持てましたよね。

GⅠを勝たせた騎手を見れば分かります。

これは勝手な推測だが、

巨大牧場(オーナー)が騎手を押し付けてきたり、

エージェントが調教師を通さず勝手に騎手を手配とか、

更には福島の外厩との頻繁なやり取りとか、

日常的にそんなことばかり多すぎて気疲れしてしまったのではないかな。

私も時々思う。調教師のモチベーションが失われているんじゃないかと、、、

 

ちなみに我々が安易に使っている

「名伯楽」という言葉。

中国の故事(昔の出来事)が元になった故事成語(熟語)のひとつで、

ことわざなんかの元にもなっているんですよね。

で、「名伯楽」の元になった故事成語は、「千里馬常有、而伯楽不常有。」

 

訳すと、

 

「千里の馬は常にあれども、伯楽は常にあらず。」

 

千里を走る名馬はいつでもいます。

でも、その名馬を見抜くことができる人物(=伯楽)は、

滅多に現れません。

 

二ノ宮調教師は正にそんな方だったと言えます。

現役も残り僅かとなりましたが、所属馬で有終の美を飾って欲しいですねaya