やる気向上の法則 | 那須慎二の伝えたい事

やる気向上の法則

船井総研では「人のやる気」を

1対1.6対1.6の二乗 の法則

というように、法則化しています。

「コレをやれ!」と命令されながら仕事をした場合の効率を1とします。

業務内容に対し、納得感を持って仕事に取り組んだ場合の業務効率は1.6倍にあがります。
「確かにその仕事は大切だ。今やるべきことだ」と本人が納得することは非常に重要なのです。

更に、業務内容に対し「それは是非とも自分がやるべき仕事だ。」と自ら参画意識を持って取り組んだ場合の業務効率は1.6倍の二乗、つまり3倍近くまで跳ね上がるのです。

皆様もこのような経験はないでしょうか?

上司や親などから「これをやれ」と命令された場合でも、納得がいかなければ「やりたい」とは思わないはずです。

しかし、「自分はこれがしたい!」と思ったことであれば時間も忘れるくらい熱中して取り組んだ経験があると思います。

仕事にも、同じことが当てはまります。

組織の目的の一つは、業績を向上させることです。

組織を一体化して業績を向上させるためには、メンバーのやる気を最大限に引き出す必要があります。

そのためには「やる気の法則」に当てはめて、極力自主性を重んじることが大切なのです。

例えば、「目標設定する」場合はまずは自主性を重んじ、自分で目標を設定させてみます。

設定された目標をリーダーがきちんとチェックし、相手が理解・納得するまで一緒に目標設定をしていきます。
そして、自分で作った目標に対する認識を深めていくのです。