地球の公転と天体の年周運動
地球の公転…地軸は公転面に垂直な方向に対して、常に23.4度傾いている。
星の年周運動…地球が公転しているために起こる、星の見かけ上の動き。
(日周運動と同じ向き:北天…反時計回り、南天…東→西)
同じ時刻に、ある恒星が見える位置は、1日に約1度(1ヶ月に約30度)動く。←星の日周運動を参照
補足:恒星が南中する時刻は、1日に約4分ずつ早くなるので、1ヶ月では約2時間(4分×30日=120分=2時間)早くなる。
星の日周運動は1時間に約15度なので、2時間では約30度動く。
例えば、ある恒星が午後6時に南中したとする。
その恒星は1ヶ月後には午後4時に南中する。
その日の午後6時には南中した位置から30度西に移動している。
よって、ある恒星を同じ時刻に観察していると、1ヶ月に30度ずつ東から西へ移動しているように見える。
季節の変化…地球に季節の変化があるのは、地球が公転面に対して地軸を傾けたまま公転しているから。
南中高度の計算(北半球の場合)
春分・秋分…90度-観測者の北緯
夏至…90度-(観測者の北緯-23.4度)
冬至…90度-(観測者の北緯+23.4度)
夏の方が、冬より暖かい理由…夏の方が冬よりも南中高度が高い。
南中高度が高い方が、太陽光の当たる面積が狭い。
太陽光の量は変わらないので、単位面積あたりの光の量は、夏の方が大きくなる。
(↑圧力などと同じように考えると分かりやすい。)
中学理科:目次
地球の公転…地軸は公転面に垂直な方向に対して、常に23.4度傾いている。
星の年周運動…地球が公転しているために起こる、星の見かけ上の動き。
(日周運動と同じ向き:北天…反時計回り、南天…東→西)
同じ時刻に、ある恒星が見える位置は、1日に約1度(1ヶ月に約30度)動く。←星の日周運動を参照
補足:恒星が南中する時刻は、1日に約4分ずつ早くなるので、1ヶ月では約2時間(4分×30日=120分=2時間)早くなる。
星の日周運動は1時間に約15度なので、2時間では約30度動く。
例えば、ある恒星が午後6時に南中したとする。
その恒星は1ヶ月後には午後4時に南中する。
その日の午後6時には南中した位置から30度西に移動している。
よって、ある恒星を同じ時刻に観察していると、1ヶ月に30度ずつ東から西へ移動しているように見える。
季節の変化…地球に季節の変化があるのは、地球が公転面に対して地軸を傾けたまま公転しているから。
南中高度の計算(北半球の場合)
春分・秋分…90度-観測者の北緯
夏至…90度-(観測者の北緯-23.4度)
冬至…90度-(観測者の北緯+23.4度)
夏の方が、冬より暖かい理由…夏の方が冬よりも南中高度が高い。
南中高度が高い方が、太陽光の当たる面積が狭い。
太陽光の量は変わらないので、単位面積あたりの光の量は、夏の方が大きくなる。
(↑圧力などと同じように考えると分かりやすい。)
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