ちょっと仕事で色々あった話をしてた流れで娘に聞いてみた話。
「もしも婚約者が事故とかで例えば右手使えません・・・みたいな状況になったら、娘ならどうする?」
「え?右手使えないだけでしょ?って思う。」
「それだけ?」
「だって死なないんでしょ?」
「死んでないならいいじゃん。」
だそうです。
「父親の死」を経験した娘にとっては
「死んでない事」が第一優先で
その後の事はきっとどうにでもなる・・・という考え方のようです。
なんか凄いなぁ・・・と思ってしまいました。
これはまだ中2という幼き考え方で
色んな事を想像できないから出て来る言葉なのか
それとも娘の強さ(?)からくる言葉なのか。
でもきっと中2だった私からは出てこない言葉だろうな・・・と思いました。
私はちっちゃい人間なので
もしかしたらその婚約者を支えられないかもしれない。
ってか「支える」って考えがまずおこがましいよね。
ほら、もうちっちゃい。
「普通」が一番っしょ!
「普通」よりちょっと幸せなら
勝ち組勝ち組~!!
みたいなパリピだったのに
突然未亡人になって
いわゆる「普通」じゃなくなっちゃって
考え方もガラッと変わったよね・・・。
きっとね。
「身近な人の死」って
経験しないと絶対わからない事なんだよね。
それを小学生で経験してしまった娘(や息子)にとっては
私が小学生の時の考え方を
遥かに超えてるんだろうなぁ・・・。
こんな事もよく言ってる。
「もしも私が母子家庭だって事で彼氏の親にバカにされたら絶対別れる。そんな親のところに嫁に行ってもいい事ないし。もうサヨナラ~って感じ!」
「クラスの人が「母親うぜぇ」とか「父親マジ嫌い」とか言ってるの聞こえてくると、”はぁ?じゃあ居なくなって貰います??”って言いたくなっちゃうんだよね。わかってないんだよ、生きてる事のありがたさがさ!」
です・・・よね・・・。
今でも旦那が生きてたら
きっとこんな娘には育ってないと思う。
今の娘を逞しいなとは思いつつも
でもこんな経験をさせたくなかったな・・・と
思ってしまう母親なのでした。
ねぇシンゴ。
あんた子育てスパルタ過ぎなのよ・・・もう!!
死別した人と共感したい
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