マンガ&ホラー小説!! -5ページ目

親指探し ③

浩二:・・・ウソ・・・だよな?龍也。

龍也:オレがウソついてどうすんだよ、

    現に今、みんなあの薄汚い部屋に

    ワープしたんだろ?

    オレがウソついてると本当に思うのか?

浩二:いや、すまん。

友香:も・・・もうやめようよ、こんなこと!

悠子:そ・・・そうだね、もう検証は終わったんだから。。。

    でもなんかおもしろくなかった?

龍也:ん、まぁワクワクはしたけど・・・

浩二:また明日やっか?

友香:ぇ~。

浩二:やならやんなくていいぞー、

    オレ達3人でやるから!

友香:や・・・やるわよ!やればいいんでしょ!

悠子:とりあえずもう遅いから帰ろっか。


    こうして、明日もやる事になった。

    あの部屋は、そして龍也の肩を叩いた者は

    だれだったのか、

    悠子はきになってしょうがなかった。



親指探し ②

          時刻は午後4時30分・・・

              場所は屋上


悠子:みんなあつまったね!

龍也:うし、んじゃ悠子、どうやってやるんだ?

悠子:あ、説明してなかったね。

    まず輪になって座る、そして隣の人の

    左手の親指をそれぞれ握る、

    後は目をつぶって想像する、

    事件の映像をね。

    んで目開けたら見知らぬ部屋に

    いると思うからその部屋の中で

    親指をさがす。

    途中で肩を叩かれることがあるけど

    絶対にふりむいてはいけないよ!

    二度とこの世には

    もどってこれなくなっちゃうからね!

    そそ、最後に戻り方。

    部屋の中にロウソクが立ってるから

    その火を消せばもどってこれるよ。

    んじゃやろっか!


友香:・・・本当にやるの・・・?

浩二:おいおい、いまさらなにいってんだよ!

友香:だ・・・だってぇ。

龍也:とにかくやるぞ!

友香:う・・・うぅ。

悠子:さ、んじゃ輪になって・・・

    目をつぶって・・・

    想像するの・・・


悠子:ここは・・・?

龍也:どこだ・・・?

友香:・・・みんなぁ・・・どこぉ?

浩二:まじかよ・・・


4人は別々の部屋にワープしたのである。


友香:ロ・・・ロウソク・・・あった!


友香はロウソクを消した。


浩二:親指・・・どこだぁー。

悠子:親指親指っと・・・

龍也:親指・・・ないな、あとはあの引き出しだけか。

    

龍也が引き出しをあけようとしたそのときだった。


龍也:っ!・・・


龍也の肩が叩かれたのであった。

龍也は振り返らずに引き出しから手を離し、

ロウソクの火を消した。

元の屋上に戻ると他の3人はすでに戻っていた。


龍也:お・・・おまえらみつけた・・・か?

悠子:んー少し探したけど途中で気味悪くなって

    火けしちゃった♪

浩二:オレもだ、

    でもびっくりしたなーホントに行くなんて。

龍也:・・・

悠子:どうしたの?

龍也:実は・・・


龍也はあった事を全て話した。


全員:・・・


          これからどうなるのか、

         一同の運命はどうなるのか!

         続きをお楽しみにっ!

親指探し ①

悠子:ねぇ、みんな!


悠子は休み時間に教室にいた友達3人に声をかけた。


悠子:今日の放課後、みんなで親指探しやんない??

友香:親指探しって何?

浩二:どーせ悠子のことだからまたくだらない事でも・・・

悠子:っさい!

龍也:で、親指さがしってなんだよ?

悠子:それはねぇ~・・・


悠子によると、数年前ある屋敷で女の人が

バラバラに解体されて殺されたらしい。

そして、今もその体の親指だけが

見つかっていないそうだ。


悠子:ま、噂だからねー

龍也:うさんくせぇな。

友香:ぇー。

浩二:友香、おまえびびってんのか??

友香:そ・・・そんなことっ!

龍也:んで、どうするよ?

浩二:オレはいいぜ!面白そうじゃん!

龍也:おれもやるよ。

悠子:で、友香は?

友香:ぅ・・・や・・・やる。

悠子:よし!んじゃ決まりだ!今日の放課後、

   委員会終わった後だからぁー・・・

   4時30分に3階の屋上入り口前で集合ね!


  この後、4人の運命があんなことになるとは、

       まだだれも知らなかった。