たまたまBSで観た
『 博士の愛した数式 』
と言う映画を好きになり
原作の
小川洋子さんの小説を読み
小川さんの小説も好きになり
何冊かの本を読んだ
その本の中で感じたのは
本の中に出てくる人たち
って、日常で会いそうな人たち
なんだけれど
日常で会う人たちの
特徴や心の動きを
こんなに細かく
見ていることってないなあ
そして、人って
パーフェクトじゃない人やモノに
愛情を感じたりするのかなあ
と言うことだった
整っていなかったり
どこかが突出していたり
足りなかったり
( と、自分なら
感じてしまう人やモノ )
そんな人やモノを
愛おしく
感じたりするんだなあ
と、我に置き換えてみる
やっぱり、そうだよなあ
と思ってみたりする
なんで
こんな事が、できる人なのに
ここの部分は、できないの?
なんで
これだけの事が、分かっているのに
そこ、やれないの?
と思うような相手に興味が惹かれる
し、自分も他人 ( ひと )から見れば
同じようなもんなんだろうな 笑
完成された人って
ほんとは居ないのかもな
完成されている人
と、見ているから
そう見えているだけで
誰もが、どこか
出てたり引っ込んでたり
するんだろうな
それが
愛おしさになるんだろうな