大阪杯は④◎ダノンデサイルに決定!

理由は馬体診断7調教3から。完成度の高さならダノンデサイル。キ甲が抜け、首の付け根の筋肉がせり上がっています。尻から臀部(でんぶ)にかけての筋肉も凄い。推進力を生み出す後肢とそのパワーを受け止める前肢の起点(キ甲周辺)が見違えるほどパワーアップしている。昨年の有馬記念出走後のケアが良かったのか、とてもリフレッシュされた体つきになっている。唯一気になるのは尾の付け根。力を入れて体から少し離しているのは闘争心の表れか。
調教は1週前追い切りで、栗東CWコースで6F80.8~5F65.8(速い!)~51.6~36.5~22.5~しまい1Fは10.9(相当速い!)直線外から強襲し、馬身を縫うように大きく先着した。
今週の追い切りでは、栗東4F54.9~40.0~25.7~しまい1Fは12.7で単走馬なり。やや控えめだが既にできている感じだった。先行馬がこんなに多い大阪杯。偶数後入れで一番いい4番枠もいい。直線短いが差し馬から突き抜けるのを見た。本命◎だ。

○対抗は⑮クロワデュノール。土曜日午前3時での時点では単勝2.5倍の1番人気に支持されている。しかし大外8枠15番で多少割引。調教はどれも5F66秒〜68台でまあ普通。「まあ、こんばものでしょう。この馬なりに走っています」と、ダービースタリオンではよく言ったものだが、それでもしまい1Fは2週前追いが11.0、1週前追いが11.1、今週の追い切りでは11.1と及第点を上げた。実際、1週前の段階まで鞍上は発表されておらず、主戦の北村友も今週火曜の運動には跨っていたものの、追い切りはすべて団野がつけている。このあたりに違和感を覚える人もいるだろう。さらに北村友のほうはヨーホーレイクの中間の稽古に騎乗しており、GⅠ前にライバル馬の調教に乗ること自体、なかなか珍しいケースでもある。
しかも、この馬に関しては以前から何かと鞍上が議論の対象になってきた経緯もある。そう考えると、今回も表向き以上に、水面下でいろいろと調整があったのだろうと感じさせる材料は揃っている。 とにかく今回は8分の出来で、2走目、3走目に期待だ。

▲単穴は⑫ レーベンスティール。7枠⑫番と外枠だがそこまでではないので一安心だ。血統はリアルスティール産駒で、1年後輩牡5歳には、ダートの頂点を極めたフォーエバーヤングがいる血統。芝1800m~芝2200mの重賞では4勝も挙げており、それだけにG1のタイトルではすぐ近くにいる。しかも鞍上はルメールと激化必至。
レーベンスティールはマイルから2400メートルまで走っているが、体形的には2000メートル前後がベストだ。すっきりとした体つき。全体に十分な筋肉をつけている。特に肩から首にかけての筋肉が豊富。尾の付け根も太くて力強い。滞在先の栗東トレセンで撮影した写真だが、両前肢に体重を乗せた立ち姿は実にりりしい。目も輝いている。昨年のマイルCS(12着)以上に気持ちの入った顔つきです。腹周りはすっきり映る。レース直前に長距離輸送がないのはプラス。当日まで体重を維持してほしい。
≪新ハミいい方向≫関東馬レーベンスティールは栗東滞在で調整している。久保助手は「(2走前の)マイルCSの際に、長距離輸送でイレ込みがきつかったので滞在を決めました。こっちに来てからもいい状態をキープしています」と説明。前走の中山記念は遅い流れでも折り合い、精神面で成長を見せた勝利だった。「前回の調教で新しいハミに替え、いい方向に向いています」と手応えを口にする。高松宮記念を制し、26年G1連勝を飾ったルメールとのコンビでビッグタイトルを狙う。
あとは調教だが、1月29日(木)から時計を出しており、主に美浦Wコースで仕上げており調教に抜かりがない。2月15日(日)では栗東CWコースで6F81.4、5F64.9(それなりに速い!)、しまい1Fは11.7とまずまず。そして2月22日(日)栗東CWコースでは6F80.2、5F64.9(これもそれなりに速い!)、しまい1Fは11.8。そして1週前調教では6F82.2、5F66.3、しまい1Fは11.4と普通なのだが、3月29日(日)にも栗東CWコースで調教を追い、6F80.8、5F63.8(速い!)、しまい1Fは11.5と日曜日では速かった。そして水曜日の追い切りでは、6F80.9、5F65.3(これもそれなりに速い!)、しまい1Fは11.3単走馬なりだが貫録を示した。
G1の手土産で産駒も産声が上がるだけに期待せずにはいられない。▲単穴だが本命以上の期待にグッとくる、それが7枠⑫番レーベンスティールだ。

△4番手は3枠⑤番ショウヘイ。G2京都芝2200n京都新聞杯勝ちでダービー3着のイメージが強いが、G2阪神芝2400m神戸新聞杯ではエレキングの2着。菊花賞は14着と長距離ではふるわなかったが、年明4歳のけG2中山芝2200mのアメリカJCCでは、貫録を示して重賞2勝目と、中距離では存在感を示した。そこで中距離覇者のG1阪神芝2000m大阪杯はどう思っているのか。
G1有力候補の馬体ベスト5をセレクトする「達眼」。「第70回大阪杯」(4月5日、阪神)ではショウヘイ、ダノンデサイル、レーベンスティール、メイショウタバル、クロワデュノールをピックアップ。中でも達眼が捉えたのはショウヘイの筋肉量だ。
ドジャースの大谷翔平投手がエープリルフールの4月1日、馬のショウヘイも春のG1開幕シーズンに合わせるように二刀流の馬体になった。鍛え抜かれた筋肉で厚みを増した胸前、付け根の筋肉が隆起して見えるほど発達した首差し、はち切れそうになるほど筋肉で盛り上がった腰と尻…。デビュー以来、芝で活躍してきたが、ダートにも対応可能なパワフルな体つきに変わっている。470キロ前後の馬体重からは想像できない筋肉量。500キロ超の大型馬と比べても見劣りしないマッチョで、G1馬体診断でショウヘイを取り上げるのは3回目。昨年のダービーから菊花賞、そして今回と見るたびに筋肉が発達している。
馬の3歳春を人間に置き換えれば16〜17歳、3歳秋は18〜19歳、4歳春は21〜23歳。ショウヘイに備わった筋肉の発達曲線は翔平の曲線と重なる。大地をしっかりつかんだ立ち姿にはマウンドに立つ翔平のような安定感がある。母の父オルフェーヴル譲りの強い目力はバットを構える翔平のまなざしを思わせる。耳や鼻先にも力を入れて、前向きな気持ちになっているが、2000m戦なら問題ない。父サートゥルナーリア譲りの中距離馬らしい骨格。ダートも克服できると思わせるほど筋肉量が急増しただけに距離短縮は間違いなくプラスだ。毛ヅヤも良好。腹周りもしっかり引き締まっている。
調教は2月28日(土)に時計を出していたが、圧巻だったのは1週前調教。栗東CWで9F133.5〜113.0〜94.3〜78.0〜63.9〜50.4〜36.〜22.5〜しまい1Fは11.3単走強めで出した。そして今週の追い切りでは、栗東P(ポリトラック)で、5F65.1〜50.5〜37.4〜しまい1Fは11.3単走強めで出した。ポリトラックは時計がすぐ出すぎるきらいでもあり、参考程度で留めておいてほしいが、それでも4番手には大きく進歩した。

×5番手は⑭タガノデュード。前々走京都芝2000mでオープン勝ち後にG3芝1800mの小倉大賞典でまたもや勝ってG1の舞台に殴り込みをする。前日15時のオッズでは単勝75.5倍と人気は全くないが、大穴で一考だ。

☆6番手は⑪デビットバローズ。4走前に阪神芝1800mのオープン大阪城ステークス勝ち後に前走G3阪神芝1800mの鳴尾記念を勝っている。前走はタイムが速かったため要注意だ。

消しは⑥メイショウタバル。阪神芝小回りだが逃げ・先行馬も多く、1番逃げたい馬には辛い展開になった。単勝4.3倍の2番人気に支持しているが、着外も多くい消しの一手だ。