(あらすじ ※ハーレクインライブラリ様より転載)

キャリーは、アパートメントからの立ち退きに抗議するため、業者の会長を訪ねる。が、彼女の目前に現れたのは夫のニックだった。挙式直後、彼の浮気現場を目撃し、屋敷を飛びだして1年。逃げおおせたつもりでいたけれど、私は夫の手の中で逃げた気になっていただけだったのね。すると、彼は素直に屋敷に戻って彼の跡継ぎを産めば、再開発計画を見直そうと脅してきた。自分は愛人と関係を続け、一方、私は子供を産む道具として孤独な花嫁を演じつづけるのね──。

 

***********************

うーん、これさ、結婚式の当日にヒーローが「腹違いの妹(ネタばれ)を助けるのはいまだ!!!」って助けに行っちゃうのは百歩譲って良いとして、それを将来を分かち合うつもりのヒロインに何も言わずに行っちゃうのはダメでしょう。せめて一言、何か一言。

 

結婚式の当日ですよ?ほかの女の所に行ってるわよ(事実)、彼女は愛人よ(事実ではない)

っていわれて現場見ちゃったらそれ信じるやろ。どこをどうしたらアレより僕を信じてほしかったってセリフがでるんだよ坊ちゃん、君は何も教えてないんだよ?

 

あと、この二人の仲を拗れさせる女性はヒーローの兄嫁でしょうか従兄弟嫁でしょうか…説明あった?故サー・ラナルドの妻って、サー・ラナルドが誰かわからんのだが。そんなわからん女をのさばらせてるだけでもヒーロー罪深い。だから逆切れするなよと読んでてイライラしました(ニッコリ)

 

誤解を引きずってシークレットベイビーとか、モトサヤとかはハーレクインのよくあるパターンなんだけど、最後謝り倒すヒーローがいなきゃ不完全燃焼なだけなんよね。