宗真仁子 『一年だけの結婚』(ジャッキー・ブラウン)

（あらすじ）

信じられない！　教会でキャサリンは言葉を失った。結婚式当日に花婿の浮気を目撃したのだ。キャサリンの心は傷つき、結婚はその場で取りやめられた。すると、騒然とする式場から彼女を助け出してくれたのは、デリクのいとこのスティーブンだった。彼は私をかばってくれたんだわ…。――後日、デリクの策略でスティーブンが窮地に陥ったのを知ったキャサリンは、彼を救うために協力を申し出た。解決策は、明日までにスティーブンと結婚すること。ただし、一年だけの約束で。

 


ヒロインの元婚約者兼ヒーローのライバル従弟に対抗すべく一年の契約結婚が…という展開なんですが、

悪役親子が大活躍で、読んでて笑ってしまいました。大活躍すぎるんで、ギャフンと言わせた時がスカッとしますよねー

終盤、従弟がヒーローに会心の一撃を与えるシーン、ヒーローが冷静だったら妊娠週数から自分の子って確信できるんじゃないのかな～少なくともヒロインがヒーローと結婚した後に妊娠したと確認できるよねー？と思ったり。

きっと、そんな事冷静に分析する余裕もなく嫉妬にかられたんだろうね～

あと、序盤に少ししか出てこなかったヒロインの両親はどうなったんだろう。きっとヒーローが金銭的援助をしたんだろうけど…結構失礼な態度だったんだから、ヒーローに謝ったんでしょうねー？

原作にはその辺の描写はあるんだろうか？あるといいなー。