(あらすじ)

ニコス・ニアルコ――世界有数のグループ企業代表にして社内外から神と称賛される男。仕事でもベッドでもその行動は伝説的で、花嫁候補の美しい女性たちが彼の前に列をなすという――…。ギリシア本社からやって来たそんな有名人直属の個人秘書となったキジア。噂どおり有能でセクシーだが傲慢な彼にキジアは反感を覚えるが、ニコスは思いどおりにならない彼女になぜか、あの手この手で誘いをかけてくる。私を誘惑するのはやめて、あなたの魅力に負けたくないの!
惹かれあっている2人、しかし頑なにヒーローを拒むヒロイン。


 

ヒロインがヒーローを拒まなければならない理由というのが個人的にはあまり好きではない設定なんですけど、後出しじゃんけん的にだされた訳じゃないし、これが理由で過去の失恋があったわけで~…と色々納得して読みました。

ヒーローを愛しているが故に秘密を打ち明けられなくて苦しむヒロインが読んでて苦しかったですショック

だからこそヒロインが手に入れることはないと諦めてた幸せに囲まれるシーンにジーンときましたねぇ恋の矢

ラストのヒロインの説得シーンのヒーローが頼もしくてかっこよかったです
…でも、ギリシアの神に例えるのはどうかなぁ?笑。タイトル、ちょっと苦しいかな?