- ◆ふたたびのカリブ海(ジュリア・ジェイムズ)
- ◆熱い週末(ヴィッキー・L・トンプソン)
- ◆三度目の求婚(ジュリア・ジャスティス)
- マイ・バレンタイン2010―愛の贈りもの/ジュリア ジェイムズ

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『ふたたびのカリブ海』―かつてクレアはギリシャ人の大富豪ザンダー・アナケトスの愛人だった。だが妊娠の事実を打ち明けようとした晩、ザンダーから別れ話を切りだされ、傷心のクレアは何も告げず彼の前から姿を消した。四年後、意外な場所でザンダーと再会することなど思いもよらずに。
『熱い週末』―トレーシーとジョシュは同じ広告会社の仕事仲間。六カ月前、それぞれ恋人にふられてからというもの、二人は誰ともつき合わず、落ち込んでいた。ところが、ひょんなことからスキーリゾートのオープニング行事に招待され、理想的なカップルを演じるはめになる。
『三度目の求婚』―ジェンナは幼いころから英国陸軍大佐の父親に同行し、世界各地を回っていた。一八一二年四月、スペインの戦地で父親が亡くなり、彼女は故国に戻って遠縁の家に身を寄せるしかなくなる。ジェンナを引き留めるため、少佐ギャレットは彼女に求婚したものの…。
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『ふたたびのカリブ海』(ジュリア・ジェイムズ)
…ヒロインが妊娠を切り出す前に手切れダイアモンドを渡して別れを切り出しておきながら、子供の事を知らせずにいたヒロインをこんだけ責め立てる資格も権利もヒーローにあるのですか?
ヒロインが別れた時の事を蒸し返して反論しても、それを聞いてヒロインの事を、子供をダシにして復讐するつもりとか考える思考回路、全然理解できないんですけど。
それだけに、最後のヒーローの変わりようが急転直下すぎて、ああ、もうこいつを殴りたい。
そして、ヒーローに責められてる内に子供がいる事を打ち明けなかった事に罪悪感を抱き始めるヒロインよ…もっと気を強く持ちなさーーーーーーい!!!
このお人よしめぇ~~~!!と、何回ヒロインを叱咤した事か。
これ以上書くとネタバレすぎるのだけど、ヒーローが、ヒロインをそんな女だと思いこもうとする理由は最後語られます。
んが!
やっぱりさ、それでも泣かせすぎだろう。
4分の3はイライラしっぱなし。
『熱い週末』(ヴィッキー・L・トンプソン)
職場の同僚で、忙しい時にはお互いの醜いところをさらけ出し、いまさら恋愛感情なんて生まれないだろうと思い込んでた二人が、合作で作った恋の詩が賞をもらって、ご褒美(?)旅行に招待されてカップルを演じることになった話。3篇の中ではこれが一番良かった。
もうね、ジリジリしたわ~~~![]()
お互い、とても惹かれるんですよ!
でも、ここで一線を越えたら、友人でいられなくなる!!って、お互い悶々と。。。
一線を越えた後はあとで、欲しいのはカラダだけなんだろうって悩むし。。。
周りの人は皆、二人がアツアツってのが分かってるのに、肝心の二人がジリジリしてまして~~~
想いが通じ合ったとたん終了ーってのが余韻がなさすぎて残念。ページ、少なめだからね~。
最初の二人合作の詩は吹き出したし、全体的にコミカルなので、小越先生の絵を思い浮かべながら読んでしまったですよ。
『三度目の求婚』(ジュリア・ジャスティス)
時は1812年、ナポレオンと戦ってる時期の英国軍でのお話。所はスペインでございます。
(ちなみにウェリントン卿がワーテルローの戦いでナポレオンを破るのは1815年)
ヒロインは大佐であった父が率いた小隊に帯同していたのだけど、父の戦死後、祖国イギリスに帰る必要に。
今更イギリスでレディの生活をするなんて退屈だろうなどと将校たちが言いだし、
「じゃあ、この中の誰かと結婚すればいいんだ」と、うっかり系のキャラクターが言う訳です。
皆の気持ちは嬉しいけど結構よ、って言ったのが1度目の求婚にカウントされてる…。
ヒロインの父親は実はインドで一財産当てていたのでヒロインが大金持ちということが分かり、目の色が変わった貧乏貴族が悪役になり、あとはありがちな展開でございますー。
ページ数一番少ないしね。
読みながら、なんとなく佐柄先生の絵を思い浮かべてたのは、「十九世紀の恋人たち」シリーズのせいかな。。