リハビリの病院へ戻った父は
以前と同じく3つのリハビリをこなしていました
午前中に作業療法士さん
着替えでのボタンの開け閉めや
洗顔、トイレの使い方など手を使うリハビリや
引き算や記憶力を試されたりもしていたそうです
<例> 100から7を引いていってみてください
100-7 93-7 86-7 79-7・・・![]()

出来ないとよく落ち込んでました
そしてお昼ご飯にあわせて摂食機能療法士さんが
食べ方はもちろん声の出し方や舌の運動
喉の筋力を上げるため枕から頭を上げる運動
「ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ」
「ぱたから、ぱたから、ぱたから、ぱたから」
大きな声でにぎやかに練習
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お昼過ぎには理学療法士さん
ストレッチなど身体をほぐしてもらい
歩く練習をして下さいました
ベット
車椅子やトイレへの移動の仕方も教わりました![]()
特に食べることは家に帰ってからも
続けないといけないことですから
どこまで食べれるようになるのか
家族としては少しでも食べれるようにと
願っていました
ですがそれとは裏腹に
父の嚥下状態では全粥は危ないと判断され
ペースト状のお粥になってしまいました
ご飯粒が間違って気管に入ると危険なので
もう少し様子をみたいということでした
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それでもこちらの病院のご飯は量も多く
初めのうちは楽しく食べていたのですが
やっぱりペーストのお粥は口に合わないようで・・・
段々と残すようになっていました
全粥を上手に食べていたのですから
父のちょっとした反抗だったのだと思います
元気な私たちもたまにお粥を食べると
美味しかったりしますね
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でもペースト状は・・・
んー、私も食べてみましたが・・・
はっきり言って美味しくなかったです

見た目も・・・ね・・・工作の糊のようで・・・
おかずもペースト状のものが主でしたが
すり身の魚やミンチ(ひき肉)を使った料理
はんぺん、缶詰の果物など料理の種類が豊富で
とっても美味しそうでした
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おかずは完食、ご飯は手をつけないという
父の反抗は全粥に戻るまで続くのです

そして入院生活はと言うと一番の心配事
せん妄と夜の行動・・・。
この頃はせん妄は少し治まった感じでした
夜も程よい睡眠剤で良い感じだったのですが
抑制のための手袋をつけると目が覚めて
取るために必死に頑張ってしまい
逆に起きてしまうという事態に・・・。
しない方が寝れるならと許可を貰って
しない日があると思えば、暴れたのでしましたとの事
なんだか毎日方針がコロコロ変わるので
ついていけなかったなぁ・・・
そうそう、そんなときに事件が
父が夜中のオムツ替えの時に
嫌がって攻撃しちゃったそうなんです
ヘルパーさんが指を負傷したと![]()
「今度こんなことがあったら出て行ってもらいます」
と看護婦長さんに一方的に怒られてしまいました
暴力はいけないことは分かっているのですが
転院してきた日にお願いしていたんです
父はオムツ替えを無言でされると
びっくりして嫌がるので必ず声を掛けて
納得してからにしてくださいと
夜中にそっと替えられたらチカンだと思って
誰でも反撃すると思うんですが・・・どうでしょう?
少し前、看護師さんに家風呂に入れてもらうのに
海水パンツを履いて入ろうかと思い悩んでいた
それぐらい恥ずかしがりやな父なんです
1人1人の気持ちに寄り添って看護するのは
大変なことだと思いますが、
なんだかやるせない気持ちでいっぱいになりました
そしてこんなことも・・・
オムツを決まった時間だけに替え
トイレに行きたいと言ってもオムツをしているから
そこでしてと言われ続けたことです
汚れたパジャマがほとんど毎朝置いてありました
父は何度言ってもトイレに行かせてもらえないし
そこでしていいと言われてしたらあふれて・・・。
と申し訳なさそうに母に言ったそうです
そして退院間近なある日
そっとヘルパーさんが教えてくれました![]()
父はきちんとトイレに行きたいと言えるので
帰ってから楽ですよって
そしてここは夜は尿瓶を使わずオムツで取る様に
なっているので・・・。
と今までのなぞが解けたのでした![]()
父はまったく悪くないじゃない
そしたら夜中にトイレに行こうとして
ベットから落ちて転んでしまったことも
納得![]()
濡れるのがいやでトイレに行こうと頑張った
そしたら思うように歩けなくって転んで
またまた看護婦長さんに怒られて
手に負えませんって言われちゃうんだね
危険なことなんだけど父は父なりに
頑張っていたのだなぁと納得がいきます
手袋したらナースコールは押せませんし・・・。
私もこの頃はストレスからかアレルギーが出て
今まで使っていた化粧品が急に合わなくなり
顔が真っ赤にただれてしまいました
それでもすっぴんでマスクをして
病院に通っていました![]()
今は思い出のひとつかな
そんな毎日ですが
9月30日ケアマネージャーさんが決まり
どんどんいろんなことが在宅介護へと
進んでいきます
ケアマネージャーさんが推薦してくださり
訪問診療、訪問看護をお願いするクリニックは
私の顔のアレルギーを診てくださった先生でした
優しそうな先生でしかも専門は循環器
実は今回2度お世話になった救急病院から
クリニックを開業された先生でした
是非是非とお願いして
父には最高の先生が主治医になってくださいました
在宅看護がまた1歩近づきました
