仲の良かった幼なじみがいる。
妙に気があった。
家がすぐ近くで、日の出の観察を一緒にした。これはその後長い間「日の出を一緒に迎えた仲」というネタになっていた。
20代になってもお互い浮いた噂もなく、20代半ばになっても結婚相手を見つけられない2人は「30才になってもお互い独りだったら結婚しよう」と話していた。

その後、サマンサの結婚が決まり、向こうも程なく結婚が決まって約束はチャラ。
ただし、サマンサは結婚はしなかった。



今日、サマンサの勤める店に彼のお母さんが来た。10年以上会っていなかったが、お元気で昔のように穏やかに笑っていらした。

もしかすると、この人が義母になっていたのかもしれないんだなぁ…


何もなかった「むかしのオトコ」をしみじみ思う秋の夜長…



ちなみに彼の奥さんはサマンサと同じ名前らしい。



奇縁…