◆ 10月下旬 手織発表会
10月末に開催された発表会準備で9月から手織作品創作活動で大変でした。
展示及び販売作品は、和風バッグ*1点、ストール(400W*1800L)*1点、
マフラー*2点、テーブルセンター*2点 の計6点を展示しました。
その内3点を買っていただき、手織を始めてから5か月程度の初心者としては
大感激でした。
写真中央にあるのが私の作品6点です(赤い和風バッグは参考展示)
他の製作者作品(ストール中心に展示) マフラーもたくさん展示された
バッグは本格的な作品が多く展示され、半分は売れていた。
今回の発表展示会で手織り教室先輩方の作品を拝見し、デザイン性、手織り技術、バッグの製作方法及び裏地の納め方、どれを見ても参考になり益々楽しさが増してきた思いでした。
◆11/8 展示会から一段落して、那須高原入り
ほぼ1か月半ぶりの那須高原です。別荘周辺(標高500m付近)は紅葉のピークが
過ぎ、落葉が進んでいました。見所はドウダンツツジが色鮮やかな深紅に染め
上がって大変美しい風景でした。
落葉が進んだ別荘周辺
深紅に染まったドウダンツツジ
◆11/9(水)会津若松探訪
那須高原から高速道路を利用し、一時間半程度で会津若松に到着。
昼食を兼ねて七日町にある”いっぷく茶屋たけだ”で「田楽セット」「いっぷくセット」
を注文した。60歳を過ぎた(妻はまだ50歳代)胃袋にはちょうど良い加減の昼食
だった。
”いっぷく茶屋たけだ”はとてもアットホームな雰囲気で、何っといってもBGMがJAZZが流れ、さらにお店の女性がとても気さくで雰囲気が良かった。
そこでは近くに”会津木綿の工房「山田木綿織元」さん”を教えてもらい、
早速訪問してみた。
いっぷく茶屋たけだ の看板メニュー
骨董品ともいえる織機
縦糸に色々な色の糸を使ったパターン
《HPより抜粋》
会津木綿の歴史は古く、江戸時代の前半から生産されており、質素で地味では
あるものの丈夫で長く使えることから愛されてきました。白虎隊の少年や、あの
野口英世も少年時代には、会津木綿を日常着として着用していたほどです。
今も、シャツやワンピース、インテリア用品、パッチワーク等の手芸材料など広く
愛用されています。また、製造する機械も骨董品のような古い貴重な設備を今も
使っており、丁寧に丈夫に織りあげています。
工房内を見学させていただき、骨董品の様な織機の整然と並んだ工房は大変興味
深いものだった。
帰りがけに会津木綿用の糸を3束購入し、手織りに是非使ってみるつもりである。
◆11/10(木) 茨城県の”袋田の滝”に紅葉を見に行く
袋田の滝は那須高原の別荘から南東へ60Km 、一時間半程度の距離にある。
袋田の滝周辺はちょうど紅葉が見頃で、平日にもかかわらず観光客が多かった。
この滝は冬になると滝が凍るそうだ。1月に再度見に来たいものだ。
◆11/11から再び手織創作活動開始
今回の那須高原入りは、9・10月発表展示会の作品創作活動の疲れを癒す目的と、
以前から妻に頼まれていた”シルクのストール”製作が目的だった。
従って今回の那須入りはアッシュフォード手織り機を持ち込んでおり、以前から用意していたシルク糸でストールの創作を開始した。
糸の購入にあたっては、私が糸を選ぶと寒色系になるため妻が糸を選んで購入、
黄色とグレイの2色平織で製作することとした。
今回の平織は縦・横糸を1本取りと2本取りを交互に配分した。
妻にはある程度満足してもらえたようである
(口元が少し笑顔になっている)
◆補足報告
発表展示会終了後、今回那須入りする前に”吉野織”でマフラーを試作した。
本来は10本/㎝のピッチが必要な織り方であるが、若干しなやかさをイメージし、
5本/cmピッチでチャレンジした。
結果、本来の吉野織の柄が浮き上がらず、柄がボケてしまった。
自分では柄の雰囲気は気に入った作品となった。
材質を木綿で織った結果、マフラーとして”しなやかさ”が不足し、妻には不評・・・
現在私が使うことになっている。妻はシルクのストールが気に入ったようだ。