2011.5.17
父は手術室に入った。
ぎりぎりまで手術前後の留意点や退院後のことなど確認し合い、緊張する暇もなく手術に入った。
私が行くまで、独りオペを待つ不安はあっただろうが、リラックスしているようにみせていた。
T字帯を躊躇なく婿の私に手伝わせ、300円もしたととぼける出来た年寄りだ。
妻が来ないことを申し訳なさそうにしていたので、少し前に妻より私へのねぎらいのメールがあった事を伝えた。

一時間半程度のオペ、オペ室は廊下からガラス窓越しに見えるようになっていた。

手術は無事に終わり、車椅子に乗ってではあるが元気に病室に戻ってきた。

これで心臓機能は電池寿命の6年保証、いやでも10年は寿命が延びてしまうと笑いあった。