写真のとおり、雨と濃い霧に包まれたこの駐車場は、八幡平の登山口であるビジターセンター。
 駐車場の料金は、1回500円。金剛山の個人の駐車場のように雨の日割引はありません。


 せっかくなので登りたいという気持ちとこんな雨と霧の日に登ってもしかたないという気持ちとがせめぎ合い、駐車場代がかかることは登ってもしかたない側に加勢します。


 でも、私は、行けるなら行きたいタイプ。これまでも、雪と強風の天狗岳や雪が深すぎた西穂独標の時に、当時の同行者である長女とかなり揉めて撤退したものの、行けるなら行きたいタイプです。
 雪の西穂独標の場合、私がロープウェイに載ってからレインウェアをクルマに置き忘れたことに気づいてまた駐車場に戻る失態があったのが原因です。

 まあ、ここ八幡平は危険は少なそうなので、行きます。


 非常によく整備されています。


 アスファルトの道から始まりました。






 土砂降りの雨に打たれても花が癒してくれます。


 ニッコウキスゲです!ニッコウキスゲ、ちゃんと見たのは初めてです。かわいくてキレイな花です。


 ニッコウキスゲと出会えて良かったです。


 いろいろなコースがあるみたいで、人気がありそうですが、全く人と出会いません。


 池がありましたが、霧で広さがわかりません。


 ここらへんで二人連れ登山者とすれ違いました。お互いにビックリして挨拶しながら苦笑いしました。


 展望台が見えて、あっけなく八幡平頂上に到着


 日本百名山17座目です。
 大台ケ原、伊吹山、大峰山八経ヶ岳、久住山、大山、剣山、石鎚山、槍ヶ岳、立山、乗鞍岳、富士山、美ヶ原、霧ヶ峰、赤岳、赤城山、大菩薩嶺、そして八幡平。楽な山が多いですね(笑)
 たぶん、一番楽な百名山は八幡平でしょうか?

 こんな雨と霧の日に登っても、景色がよくわからないですし、最短コースを往復しただけです。

 思えば、大山の時も雨の日だったので、数年後に登り直して、山頂から海を眺めることができました。
 
 日本百名山、一応、全ての登頂を目指してはいますが、ただカウントするのではなくて、景色も楽しみながら登頂していきたいです。

 コースタイムがわずかだから雨でも登りましたが、長いコースタイムなら行かなかったと思います。

 晴れた日に藤七温泉彩雲荘の露天風呂からのご来光を見たいですし、八幡平も、有名なドラゴンアイとかキレイな紅葉でなくても、晴れた日の景色が見たいです。

 ということで再訪決定しました。