大好きな入之波温泉山鳩湯。ここに行くのは、これで6回目。
 今回、私の感じ方なのかもしれませんが、少し変化を感じました。
  
 オープンアタックして露天風呂へ。


 内湯からのオーバーフローが露天風呂に流れ込むので、当然ぬるめになっています。温度は38度くらい。外気が涼しいこともあり、ここでの長湯はサイコーです。


 このモコモコの析出物が素晴らしいですね。ダム湖の風景とともに視覚的な満足感があります。


 内湯から注がれて、露天風呂からオーバーフローしたお湯がダム湖へと流れていくルートも源泉成分でコテコテです。


 浴槽自体も、もともとの形がわからないくらいにものすごく分厚くコーティングされています。


 鍾乳洞の名所みたいに造形美があります。






 内湯も成分によるコーティングは同じです。違うのは温度です。約40度くらいあります。
 帰り際にご主人に確認したところ、少し加温しているとのことでした。
 今、宿泊は土曜日と休前日しか営業されていないのは、加温の燃料費との兼ね合いらしいですね。


 やっぱり露天風呂が好きです。ダム湖を眺めながらの長湯、たまらなく嬉しいです。


 露天風呂だけでなく、内湯も良いんですよ。この日のいちばん風呂だったから、内湯には膜が張ってました。
 薄い膜をパリパリ割りながら入るのは、貴重な体験です。


 湯口のある左手奥から離れた右手前側にはたっぷりと膜が張っています。


 以前は、打たせ湯みたいに注がれていたのに、カバーがかぶせてありますね。


 豪快なしぶきを見たいし浴びたいので、カバーはなくても良いのになあ。


 内湯のほうが温かく、湯口では41度くらいありました。


 湯口から離れたところではぬるめになるから、好きな温度の場所を選べるのも良いですね。


 カバーがあるから迫力には欠けますが、投入量は相変わらずめちゃくちゃ多いです。


 女スパイが撮影した女湯画像。内湯の形が違っています。


 膜がありますね。


 露天風呂も形が違っていますが、成分のコーティングは同じですね。




 脱衣場にある分析書。




 真夏なら加温無しでもいけそうですかね。


 今回、変化を感じたのは、湯口のカバーだけでなく、塩素の匂いなんですね。
 もしかしたら、以前から塩素は入れてあったのかもしれませんが、今回、清掃後のオープンアタックだったからなのか、塩素の匂いが少ししていて、びっくりしました。
 ロケーションの素晴らしさ、析出物ゴテゴテの浴槽、ドバドバ投入のかけ流しは健在なので、そこは大満足しましたし、この燃料費高騰のなか、加温かけ流しなのにこのドバドバ投入はかなりがんばっておられると嬉しくなりました。
 おそらく、保健所がいろいろ指導してくるんでしょうかね。

 私の好きな気持ちは変わりません。

 いえ、今回、ご主人と少しお話して、ますます好きになりました。これからも、この辺りの登山の帰りに寄りたいと思います。