母の喜寿のお祝いで、天美温泉南天苑へ。


 母が行きやすいようにクルマで行きましたが、実は駅チカです。


 南海電鉄の天美駅から徒歩すぐ。


 クルマだと前まで行けるから、歩行に介助が必要な母にはありがたいです。


 重厚な建物が素晴らしいです。ここにしたのは、せっかくだから、こういう素敵な建物で記念日のランチを食べたいから。そして、理由がもうひとつあります。


 入口では日本語が堪能な男性の外国人スタッフさんが対応してくださりましな。


 お部屋への案内は、日本人の女性スタッフさん。私くらいの年代。


 ロビー、バーカウンターが素敵です。


 その真向かいには、囲炉裏。3月に行ったので、お雛様。

 
 高そうなツボ。


 ここも良い空間。


 事前に、なるべく歩行距離が短いお部屋でとお願いしていたので、囲炉裏のお部屋の2つ隣の東雲というお部屋。


 素敵なお庭を眺めながらランチができます。下の写真は、デザートの後で撮影。


 奮発しました。


 「個室はええなあ」と母は大喜び。


 このお部屋は、この建物全体のなかでも、古いまま残してあるエリアらしいです。


 上座に主役の母。




 広縁には冷蔵庫があります。お庭にも出られるようになっています。


 開けてみたくなりました(笑)


 ミネラルウォーター。


 紫色のモノは、喜寿のお祝いのチャンチャンコセット。


 テレビは小さい外国製。最初、少し点けてましたが、なんとなく消しました。


 お庭には、南天苑のお名前にピッタリのナンテンの木がありました。














 お庭から見る建物も素敵です。


 この懐かしいカギ。私が小5になるまで五右衛門風呂だった、母の実家を思い出しました。




 お食事がスタート。左側からイイダコの煮物、菜の花の辛子和え、かぼちゃのプリン、湯葉をどうかしたもの(笑)
 飲み物は、運転手なので食前酒ではなくキンカンのジュース。
 どれも美味しいですが、特にかぼちゃのプリンがもっと欲しい美味しさ。


 さくら餅入りの汁もの。餅米がたまらなく美味しいです。
 春らしいメニューが続きます。


 鯛、ヒラメ、蕪の昆布締め。旨味がすごい!



 蒸し物。


 レンコンまんじゅう。極刻みのレンコンが良いですね。


 ここで、お祝いの品をいただきました。ありがとうございます。喜寿のお祝いにハンカチをありがとうございます。


 そして、赤飯もいただきました。ありがとうございます。


 モッチモチの赤飯がめちゃくちゃ美味しかったです。


 私が1番気に入ったのが、焼きサワラのタルタル添え。爽やかさのあるさっぱりしたタルタルが、めちゃくちゃ美味しかったです。


 ハモの紫蘇巻を揚げてありました。揚げたてサクサク、めちゃくちゃ美味しかったです。


 ここでご飯。旅館みたいです。猫がいるから旅行に行けない母にとっては久々に旅行気分ですね。




 デザートはミカンゼリー。ソースはバルサミコ酢をどうかしたモノで、めちゃくちゃ美味しかったです。


 ここでランチをいただくと、無料で温泉に入れるんですよ。
 それが大きな目的だったりします(笑)


 男女別大浴場は内湯のみ。入浴のみ不可なので、終始貸し切り状態かと思いきや、途中から他のお客さんが登場。


 内湯のみですが、大きな窓から山の景色が見られました。


 洗い場は4人分。こぢんまりしたお宿の規模からすると妥当ですね。


 女湯も同じ造りらしいです。


 加温、循環しているうえ、無色透明無味無臭ですが、塩素の匂いがしないのが、大きな救いですね。


 延元?調べたら、南北朝時代ですね。めちゃくちゃ古いです。


 そういうことを知るとありがたみが増します(笑)


 入浴のみ不可なので、貴重な機会がありがたいです。










 浴槽内に吸い込み口があり、湯口は循環しているお湯だと思いますが、この隣にある蛇口が気になりました。


 冷たいです。これは、もしかしたら、非加熱源泉でしょうか。


 非加熱源泉かどうかはわからないですが、入浴のみ不可のあまみ温泉南天苑で入浴できる貴重な機会が得られて、とても嬉しかったです。

 春を感じる美味しい食事に母も大満足でした。ありがとうございます。
 また行きたいらしいので、次は80歳の傘寿の時に連れて行きたいです。長生きして欲しいです。