令和6年のもっちー登山部は、菰野富士で始動します。ここは、新名神高速道路が開通した時に新しい駐車場が整備されています。
 この日は曇のち晴れ予報で、雪は降らないはずですが、前々日の雪がかなり残っています。


 大阪の施設で勤務していた時の利用者さんからいただいたアイゼンを装着します。90歳以上生き、金剛山に1000回、大峰山の大先達でもある小◯さん、ありがとうございます。
 古いタイプなので、装着に時間がかかります。
 装着方法を忘れないために、そして、道具も定期的に使うほうが良いので、年に1、2回くらいは雪が山に行きたいです。
 樹氷も見たいです。


 登山開始。踏み跡がしっかりあります。降りて来た人がチェーンスパイクをされていました。


 けっこうな積雪で、ワクワクします。雪は、景色を倍盛りくらいで美しくしてくれるから大好きです。


 菰野富士の良いところは、コースタイムがわずか20分というお手軽感です。
 意外と急登が少しあり、雪があるので慎重に行きましたが、もう視界が広がりました。
 めちゃくちゃ近いです。


 山頂が見えてきました。めちゃくちゃ近い!楽すぎ(笑)


 標高369メートル。菰野富士山頂に到着。
 ベトナム人カップルが連れていたワンコがめちゃくちゃかわいいです。
 ベトナム人カップルと記念写真を撮りあいっこしました。


 テーブルは見えていて、イスは雪の中です。


 山頂で嬉しい出会いがありました。
 地元の四日市の温泉好きの単独登山女性と会話がめちゃくちゃ盛り上がり、チョコとあめちゃんを物々交換しつつなんと1時間近くしゃべってました。マシンガントークなので、私はほぼ聞き役(笑)
 この日は、予定では天然温泉ジャブへ行く予定でしたが、温泉好きの方から、湯の山温泉のスタンプラリーの話を聞きました。
 


ロープウェイ駅か近鉄の湯の山温泉駅そばのお土産屋さんに行けば、温泉が安く入れる券が売られているとのことでした。

 また、この菰野富士の山頂から、ケーブルカーで登り降りする温泉宿が見えることを教えていただきました。希望荘です。
 ちょうど、ケーブルカーが下るのが見えました。
 これは珍スポット的な魅力が満載です!
 この温泉好きの女性のお話では、湯の山温泉で源泉かけ流しはグリーンホテルだけで、他は全て循環らしいです。
 グリーンホテルは行ったことがありますが、ケーブルカーの希望荘とは使用源泉が違うらしく、希望荘の源泉はそこだけらしいです。

 周回コースから降りる女性にお礼を言い、菰野富士の山頂から、一気に下山。

 菰野富士登山口駐車場からグーグル先生で1分!めちゃくちゃ近いです。


 玄関や駐車場のあるところにあるのはフロントだけがある山上館で、ここからケーブルカーで温泉へと向かいます。


 宿泊も日帰り入浴も食事のみの利用でも、全ての利用者はケーブルカーを使う造りです。ワクワクします。


 ケーブルカーが来ました。向こうに広がる展望も素晴らしいです。


 ケーブルカーは2台あり、釣瓶式で交互に上がり下りするタイプではなくて、それぞれが独立した造りです。


 ワクワクします。



 宿泊したら他の浴場にも行きたいところですが、日帰り入浴で下記の施設を利用すると割高なので、600円で日帰り入浴できる自助の湯へ向かいます。

 温泉施設は、自助の湯と熱気浴施設ラドンの泉と湯けむりの里の3か所あります。

日帰り入浴で自助の湯と熱気浴施設ラドンの泉のセットで、大人2000円です

湯けむりの里は、館内湯けむりツアーを利用して3,500円です。

日帰り入浴の自助の湯のみの利用は、大人600円ですからリーズナブルです。

 


 ケーブルカーは呼び出しボタンを押して呼びます。めちゃくちゃゆっくり動きます。


 緑色の車両と赤色の車両で、緑色の車両が登って来ました。


 屋根に雪を乗せたケーブルカーの向こうには四日市の街。


 希望荘のヘッドマークが掲げてあります。


 斜面を下るので、先頭からの景色が素晴らしいです。オープンなテラスみたいな場所があり、寒いけど素晴らしい景色を満喫できるようになっています。あいにく、他のお客さんがおられました。


 スタートです。かなりゆっくりと降りて行くので、全くスリルはなく、誰でも楽しめるケーブルカーです。
 


 かなりゆっくり動きますが、下の駅は見えているので、乗車時間は2分くらいでしょうか。もっと乗っていたいです。こういう乗り物が大好きなので、私にとってはアトラクションです。

 何度も昇り降りしたいくらいです。ここを教えてくれた温泉好きな方のお孫さんは何度も登り降りしていたらしいです。


 降りた場所から右手が食事処。魅力的なメニューがありましたが、ランチタイムはとっくに終了しています。


 宿泊棟のエレベーターで4階に上がると、日帰り入浴できる自助の湯です。
 撮影禁止の掲示は見かけませんでしたが、チェックインした宿泊者と日帰り入浴の人でごった返していて、撮影は完全に諦めました。
 以下は公式サイトの写真です。


 お湯とか浴槽より、展望を重視した写真が多いです。
 泉質は、含弱放射能-ナトリウム-炭酸水素塩温泉。
 32度なので加温は仕方なく、湧出量が少ないからか、加水もあります。


 ということで、残念ながら、加水、加温、塩素、循環。塩素と銀イオン殺菌を併用しているのは、帰宅後、電話で確認しました。
 塩素と銀イオンを併用しているからか、塩素の匂いが気にならないレベルだったとは思いますが、コロナ後の嗅覚低下の影響もありそうですね。おかげさまで味覚は復活しています。
 なので、味見をしましたが、ほんの少し苦みがあるだけの無味に近い味でした。もちろん飲み込みはしませんし、念入りにゆすぎます(笑)


 この写真は、おそらく女湯だと思いますが、展望はほとんど同じです。
 なぜか公式サイトに写真がないので、他のサイトからお借りしましたが、露天風呂があります。



 露天風呂では、冷たい外気のなか、ぽかぽか温まり、めちゃくちゃ気持ち良かったです。
 温浴効果の心地よさがあれば、循環していてもまあ良いかと真冬の下山後は思います。


 右手の森の上が菰野富士の山頂です。


 帰りもまたケーブルカーで帰ります。今度は、赤いケーブルカーにしました。


 夜のケーブルカーからの夜景も良いでしょうね。無人です。そして、一緒に待つ人もおらず、もっちー登山部の貸し切り状態です。わーいわーい。


  ちゃんとホームドアがついていて安心安全です。


 行先ボタンを押して出発!


 ゆっくり動きます。このゆっくりが良いです。


 イスがあります。この小さなケーブルカー、24人乗りですが、そんなに乗ると昭和の満員電車みたいなすし詰めでしょうね。


 食堂があんなに下にあります。登ってきました。


 あっちもこっちも撮影で忙しいし、楽しいです。


 1時間くらい前に居た菰野富士の山頂が見えてます。


 食堂の右手に延びるくねくねした渡り廊下はどこへ繋がるのでしょうか。


 もっと乗っていたいです。


 緑色のケーブルカーとのすれ違いシーンでは、子ども達と手を振り合いました。


 到着。おもろかったです。ものすごく楽しいアトラクションです。


 もう一回乗ろうかな?


 扉を開けて待ってくれています。


 「温泉受付でパンフレットをもらうのを忘れた」ということにして、もう一往復してから帰りました(笑)


 入浴目的の浴望を乗せたケーブルカーですが、私にとっては、ものすごく楽しいアトラクションでした。
 大阪の銭湯料金が520円ということを考えると、これで600円はめちゃくちゃ安いと思います。