女夫渕温泉駐車場から八丁湯まで歩くこと1時間余り。
 ご厚意で早めにチェックインしてから、お部屋に荷物を置いてから、奥へ奥へと川沿いの道を歩きました。坂は比較的緩やかな登りで、歩きやすい道のりでした。

 途中、柴犬2頭を連れたお姉さんと出会いました。こちらの看板犬をお散歩させている奥様でした。
 そこで、嬉しい情報。今、温泉には誰も居ないらしいです!
 駆け出したくなりますが、坂道なので駆け出しません(笑)

 古い木造校舎みたいな日光澤温泉。



 長年の風雪に耐えてきた風格があります。文化財級の建物に思えます。


 裸電球が素敵です。裸になりたいです。誰も来ないうちに一気に裸になりたいです(笑)


 この鐘、良い音がします。これで、スタッフさんを呼ぶということで、ご主人が来られました。


 玄関の引き戸の端に注目。板を挟んであり、下側だけが少し開けられるようになっています。
 これは、看板犬たちの出入りのために工夫してあるみたいですね。
 泊まりたいです。泊まって、ワンちゃんたちと遊びたいです。
 調べてみたら、料理も美味しそうなんですよ。


 古い木造校舎みたいな建物が渋すぎで、めちゃくちゃ嬉しいです。まだ入浴していないのに、もう大好きです。


 この裸電球が最高です。


 Tシャツ、買いました。まだ入浴していないのに(笑)
 そういえば、「マナスル山荘でビーフシチューを食べました」Tシャツも、食べてないのに持ってます(笑)


 速乾性のある素材が嬉しいですし、色のバリエーションも嬉しいです。
 どうでもいい話ですが、私はどの色にしたでしょうか?


 正解は、私なら阪急電車みたいな色にしましたが、これは看板犬の柄のTシャツなので、犬好きの妹へのお土産です。妹の好きなカーキ色にしました。
 そう、私が山に行く間、母の世話をしてくれる妹のおかげで旅ができるので、妹へのお土産は特に豪華に湯葉も付けました。


 雑然としていて、温かみのある雰囲気が素敵です。


 釣りの方も来られるんですね。釣り、登山、温泉が主な目的でしょうか。
 山奥ですが、ケータイの電波は入りました。私はYmobileです。


 鎖の向こうに赤い屋根の脱衣小屋があり、その向こう側と更に下に露天風呂があります。
 ご主人に入浴料金600円を支払いました。


 カーテン付きの脱衣所。混浴露天風呂で、脱衣所もひとつ。ハードル高めではありますが、宿泊したら、女性専用時間があります。


 棚にかごのみ。かごの数はけっこう多いですね。
 でも、誰もおられません!わーいわーい。貸し切り状態に大興奮です。


 貸し切り状態に興奮したからか、ボケボケですが、レジオネラ菌無し。


 日光澤温泉C、日光澤温泉Eの混合泉、日光澤温泉D、千枚岩源泉の混合泉という2つの記載があります。
 ということは、AとかBもあるのでしょうか?確認するのを忘れましたが、宿泊したら入れる内湯も別源泉らしいので、そちらがAとかBかもしれないですね。





 脱衣所の前にある混浴露天風呂は、無色透明でめちゃくちゃ細かい湯の花が、ものすごく探せば少しあります。匂いは硫黄の匂いでツルツル感もしっかりめにあります。


 奥にある湯口からドバドバと投入され、惜しげなくオーバーフローしています。


 下の写真の右下のスリットからオーバーフロー。


 スリットは2つありますが上の写真からのオーバーフローがほとんどです。


 大自然の中の露天風呂という雰囲気ですよね。お湯の流れる音だけが響いています。
 そう、誰もおられません、来ません。
 というか、来ませんように!



 PH6.9で、温度は41度くらい。適温です。見事な湯守りぶりですね。


 適温で最高ですが、誰も来ないうちに、もう1つの混浴露天風呂へ。


 無色透明の露天風呂から見下ろした写真です。


 見えている建物は、内湯?階段の上に無色透明の露天風呂と脱衣小屋があります。


 入浴目線。青みがかって見える白濁のお湯。ツルツル感強めです。硫黄の匂いも強め、そしてうっすらタマゴ味。


 39度とぬるめです。外気が寒いので、いつまでも入っていられるくらいです。
 めちゃくちゃ気持ち良いです。山奥なので、空気もものすごくきれいです。
 この色も好きです。ひらゆの森の露天風呂と同じ色です。


 湯口に陣取るのも、貸し切り状態なので、遠慮は要りません。嬉しいなあ、嬉しいなあ。


 投入される湯量が少なめなので、ぬるめです。イボイボの析出物がたまりません。


 うっとり見惚れてしまう美しいお湯です。素晴らしいです。


 湯口の近くのほうが温かくて良いですね。


 でも、仕切りを越えたぬるいほうも、眠たくなるくらいに気持ち良いです。


 とろけます。
 めちゃくちゃ気持ちいいです。眠たくなるくらい、気持ちいいです。
 関西からクルマで10時間、駐車場から歩いて1時間半以上かけてはるばるやってきました。
 この時点で午後2時15分、加仁湯まで駆け下りたら数分で行けるので、もう1湯、行けなくはないです。
 でも、日光澤温泉が気持ち良すぎて気持ち良すぎて、素晴らし過ぎて。
 しかも、もう日帰り入浴受け付け時間終了間近なので、かなりの確率でこれ以上誰も来ないはず。

 選択を迫られました。

 
 もう、加仁湯に寄るのを諦めました。バタバタ駆け降りるより、ここで3時ぎりぎりまでのんびりすることに決めました。
 そう、温泉の本来の楽しみ方は、やっぱり時間を忘れてのんびりすることですよね。
 


 奥鬼怒温泉郷の4湯のうち、手白澤温泉は入浴のみ不可なので、今回は行けませんでした。なので、いずれにしてももう一度は来たいです。加仁湯は次回にして、ここでマッタリ過ごすことに決めました。


 もう日帰り入浴受け付け最終時間を過ぎたので、貸し切り状態30分が確定。最高です。
 結局、1時間近くをこちらで過ごして大満足しました。


 看板犬の柄のTシャツです。


 カーキ色のTシャツを妹へのお土産にしました。


 私の自分用お土産は、手ぬぐいです。


 柴犬がめちゃくちゃかわいくて、この手ぬぐいを買いました。


 いつか、泊まりたいと思います。
 泊まって、2つの別源泉の内湯にも入りたいと思います。泊まると、内湯も男女入れ替えがあるので、今回の2つの露天風呂を含めて、全ての源泉、全ての浴場に入れるみたいです。
 食事も適量で美味しそうですし、建物のひなびた雰囲気も最高。これは泊まるしかないですね!