和歌山県の山奥。
廃校になった旧九重小学校の建物は、しっかり活用されています。
平屋の木造校舎が素敵です。
パン屋さん、カフェが手前にありますが、このカフェは、ブックカフェということで、本屋さんを兼ねています。
この地域に本屋さんは全くなくて、かなり貴重な存在です。アマゾン等で本が簡単に手に入る時代ですが、リアルに手に取れる本屋さんの存在感、価値は大きいです。
新品の本だけでなく、古本も扱っています。
本の品揃えも、個性派というか、オーナーさんの好みが反映されているようで、環境とか農業、いなか暮らし、芸術系が多いように思います。
ディスプレイも個性的で、黒電話が廃校の元教室にはよく似合います。
良い空間なんですよ。
買った本をカフェで読むなんて、素敵な時間です。旅行中でなかったら、ハチ暮らし入門を読みながら、のんびりしたいです。
リアル書店があると、ネットができない高齢者の方が本を注文して購入することもできるのが良いですよね。
小学校が廃校になるくらいなので、過疎化や高齢化している地域だと思うので、このブックカフェの本屋さんの存在意義は非常に大きいと思います。