さて、前回の記事のつづきです。

 

前回の記事では、

私の学生時代のクラスメイトである

「北陸の豪農の息子」について

記述しました・・・。

 

・・・と、言うのも、

今回の連続記事の主人公とも言える

清水さんとの多くの類似点を

見出したからです・・・。

 

・・・という事で、

いつもは、「豪農」「お金持ち」の

素振りをほとんど見せない、

兼業農家の清水さんが

チラ見させた、お金持ちの

痕跡をピックアップしてみましょう・・・。

 

・ お子さん2人を、県外の大学に

  下宿させ、それぞれにパソコンを買い与えている。

・ 海外に親戚がいるらしく、年1回以上は海外へ。

・ 私が、冗談で、

  「特別給付金10万円を、リストラ時の

  補償金に利用する」と言うと、

  笑いながら、「10万円くらいで?」と発言。

・ GO TOキャンペーン等の、割引の大きい

  お買い得な企画には、興味を」示さない。

・ 事情通の山田氏が、

  清水さんの家計に疑問を感じ、

  「脱税」を疑ったが、本人に確認すると、

  「税理士」をつけているとの事。

・ 清水さんが生産している農産物は、

  実に、種類が多く、

  他の兼業農家の人に話すと驚かれる程・・・。

・ 学生時代、海外留学していた。

 

上記を読んで、

特に都会暮らしの人は、

それくらいでは

「金持ち」とは言えない・・・と

言われるかも知れませんが、

「地方経済の実状」

「地方の中小レベルの工場勤務」

という事情を考慮すると、

大学生の子供二人を

県外に下宿させる・・・なんてことは、

なかなか出来ることではありません。

ちなみに、

「事情通」の山田氏は、かつて、

皮肉交じりに

次のような発言をした事がある・・・。

「子供を大学に行かせる・・・っていうのは、

 山や田畑を売って、それでも足りんかったら、

 親戚にお金を借り周る・・・って事やろ?」

 

この清水さん、このような

資金を背景に?

学生時代は、県外の・・・東日本の

大学に下宿していた。

ちなみに、彼のお子さん二人は

県外とは言え、四国の大学・・・。

清水さんが進学した大学は、

四国の大学の偏差値と

大して変わらない大学なのに

県外(本州 東日本)に

下宿する形で進学・・・。

そして、在学中には、

アジア地区に留学していたそうだ。

概して、このように

四国の私立大学の偏差値と

たいして変わらないのに

わざわざ、県外の私立大学に

進学する家庭は、

たいてい、裕福な家庭と言える・・・。

 

さて、その大学の

学習レベル・・・あるいは

彼の学習態度の問題なのか・・・?

彼の思考・議論・主張に

首をかしげることが多い・・・。

 

中でも、一番、顕著な発言は、

「(我慢できないことがあれば)

 いつでも会社を辞めてやる!」

と、いう発言・・・。

 

今まで記述してきた通り、

彼の実家は、「豪農」である。

別に、農家で、充分、食べていける。

彼は、「正社員」とは言え、

「アルバイト」感覚・・・とも解釈できる。

ちなみに、清水さんは、

今年の人事考課の面接で、

専務から、

「正社員としての品格が足りない。」

と言われたそうだ・・・。

・・・なので、

セーフティネット数歩手前の私が

「辞めてやる!!」と言うのと、

言葉の重みが、全く違う・・・。

 

そして、彼の

思考様式には、

「農」の思考様式が、

顕著に見られることが多い・・・。

 

 

 

・・・つづきます。