さて・・・

今まで黙っておりましたが・・・

実を言いますと、

私は、ある機会に、

この「坂」と「お寺」を訪問してるのです・・・。

 

その企画とは・・・コレです。

愛媛新聞ONLINE 2015/10/21 付

漱石松山赴任120年記念イベント「漱石と子規 愚陀仏庵」  

http://www.ehime-np.co.jp/info/sponser_event/2015/10/post-127.html

 

この企画の

①漱石が見た「」坊っちゃん」のまち探訪(11月7日)にて、

堀之内公園から、道後温泉ふなや(宿泊施設)までの散策の際、

「上人坂」と「宝厳寺」を訪れたのでした・・・。

 

これが、私が撮影した「上人坂」(ネオン坂)です・・・。

                【KUROJOSU撮影 2015年11月7日】

 

坂の突き当りに、宝厳寺の門が見えます・・・。

手前の遊郭であったであろう二階建ての建物は、

もうボロボロの状態でした。

中には、崩壊しているような家もありました・・・。

 

こんな状態で、道路の拡幅工事をやったところで、

何の意味がるのでしょう・・・。

 

先日書きましたこのブログに

 道後 湯けむりの女・・・⑩番外編「ほっちょ坂」

貼付した愛媛新聞の記事(愛媛新聞 2014年2月12日 社会4)には、

次の様に記載されていました・・・。

 

道後温泉本館周辺の

新たな魅力創出に向けた第一歩となる。

 

しかも・・・

「松山市 2015年までに」・・・と。

 

私が訪問したのが、2015年11月なので、

年末、あるいは年度末の決算前の・・・

「お役所恒例」の道路工事で、

一気に片づけてしまったのでしょうか??

 

哀愁を感じ、たまたま撮影した・・・この建物。

                【KUROJOSU撮影 2015年11月7日】

 

旅ずきんちゃん 〜全日本のほほ〜ん女子会〜

(TBS系列/制作CBCテレビ: 2013年4月7日から放送)

第1話「道後 湯けむりの女」においても、

  

ほぼ、同じアングルで撮影されていました・・・。

まあ・・・やっぱ、プロの撮影スキル方が

(当然ながら)、上等ですけどね。 

 

・・・で、

「宝厳寺」の境内へ・・・。

ここでも、番組で撮影されたものとダブる画像が・・・。

 

正岡子規の句碑であります・・・。

【KUROJOSU撮影 2015年11月7日】

 

・・・で、こちらが、

旅ずきんちゃん 〜全日本のほほ〜ん女子会〜

第1話「道後 湯けむりの女」での映像・・・。

 

これも、また、

プロの撮影技術に平伏します・・・。

 

写真は、「マイナスの芸術」と言われ、

いかに、余計なモノを排除するか・・・が、

キーポイントとなります。

ご覧の通り、プロの画像には、

余計なモノが、まったく写っておらず、

しかも、構図も安定しています・・・。

 

さて、番組では紹介されなかったモノも

当然ながら、ありますョ・・・。

【KUROJOSU撮影 2015年11月7日】

 

これは、斉藤茂吉の歌碑だそうです。

 

あかあかと一本の道通りたり
霊剋(たまきわ)るわが命なりけり  
(文字は茂古自筆)
  
斉藤 茂吉 (1882-1953)明治15年-昭和28年
 茂吉の第二歌集「あらたま」(大正10年刊)巻頭6の「一本道」の第一首。

「霊剋る」(たまきわる)は「命」「吾」(わ)などにかかる枕詞。

当寺とのかかわりは昭和一二年五月一二日、茂古が参拝したことによるが、

この歌は、東京代々木ヶ原の秋の斜陽のイメージに

孤独な者の一筋の人生行路を重ねたものといわれる。

歌人山上次郎氏は茂古の遺髪を受けてこヽにおさめた。
松山市教育委員会   俳句の里道後コース⑪番    (
「宝厳寺 - 愛媛CATV」より

 

他にも、もう一つくらい碑はあったのですが、

あたしの不勉強でよくわからなかったので、

今回は割愛させていただきます・・・。

 

さて、それでは、

境内から本堂へと

目を向けてみましょう・・・。

 

 

 

つづきます・・・。