10年目という節目ということで更新している、「好き」を力に変える働き方 シリーズ。
(勝手にシリーズ化しました。笑)
今日は、「ショップ運営の上で大切にしていること」をブログにしたいと思います。
1.「誰かを幸せにする」もの作り
全く自分の出せない環境で、苦しかった会社員時代を経験していることもあり、
先日の記事にも書かせていただいたように
私のポリシーとして「誰かを幸せにできるような、心の通った仕事がしたい」という思いが強くあります。
アクセサリーを通して、「かわいい」と笑顔になっていただけたり、
私と話すことで、「あと少し、頑張ってみよう」と思ってもらえたり。
自分を愛せることや、前を向けるきっかけになってもらえることは、
私の何よりの原動力にもなっています。
2.顔が見えないからこそ、心のこもったおもてなしを
Nastrosa♡は、WEB SHOPでの販売がメインです。
お客様と会話することなく、スマホ一台でお買い物が完結してしまうため
お顔が見えず直接お話できないからこそ、
人間らしい温かさを感じていただけるようなおもてなしと、やりとりを心がけています。
オンラインショップを始めた当初から、とても大切にしていることです。
3.寄り添い、共に歩むアクセサリー作り
「私のアクセサリーは、なおさんにお願いしよう」と思っていただける
お客様に寄り添い、ライフステージと共に歩んでいけるようなブランドでありたいと考えています。
「コスチュームアクセサリーは消耗品」という考えを脱し、
手に取っていただいたアクセサリーを、長くご愛用いただけるよう
できる限り、今できる技術を全力で使うお修理やリメイクをお承りしています。
また、イベントの機会までお待ちいただいていることも多いため
お修理やリメイクをご希望のお客様には、「返送キット」を送付して、
お客様の手間をできるだけ減らせるようにご案内しています。
4.唯一無二の、繊細な技法
Nastrosaのハンドメイド作品は、立体感を大切にした繊細なものばかり。
様々な角度から素材にアプローチして、金具の余計な部分はレース生地でカバー。
編む・留める・縫うという手の力加減と針を使った技法で、
360°どこから見てもときめくような、隙間なく輝きを詰め込んだ作品に仕上げています。
5.ありのままの自分で、表現すること
毎日一人で仕事をしていると、形式的になった作業があったり
間違いないやり方や、確実な方法に偏りがちになることもあります。
でも、それは自分の本当にやりたいことなのか、心がわくわくすることなのか。
「私はどうしたい?」「何がモヤっとする?」「より良い方法はない?」と常に自分に問いかけながら、
ありのままの自分でアップデートできているか、いつも心の状態を観察しています。
自分のやりたいことをリストアップして人に話す、他のジャンルで活躍している人から学ぶ、本を読むなど
穏やかに周りの人を巻き込みながら行動することで、優しく現実は変わってきます。
放置しておくと、人間はネガティブに傾くので(私は特に考えすぎて偏りやすい。笑)
仕事面だけでなく、心のメンテナンスはとても大切にしています。
おわりに
今思えば、起業当初の頃を思うと、本当に周りも私に優しい環境になりました。
アクセサリー作家になるなんて、学生時代の私には想像すらできませんでした。笑
長く愛してくださる優しいお客様に恵まれていることはもちろん、
厳しかった上司や先輩も、近くでイベントをするときには必ず立ち寄ってくださり
学生時代の友人や、お世話になった先生方にまで応援してもらえて
こうして今も繋がっていられる環境があるのは、ショップ運営をしてきたからこそ。
自分の気持ちを大切にして行動してきて良かったな、と改めて感じます。
これからも心のときめきや、安心感を大切に、
愛されるショップ運営を続けていきたいと思います。