Nastrosa♡blog

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リボンとお花のアクセサリーショップ Nastrosa♡店主のブログです。
「好き」を力に変え、自分らしく生きるためのヒントを中心に、
日々の出来事や感じたことを綴っています。

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昨日のプリンセスローズバレッタ(非日常武装バレッタ🎀)、発売直後の完売

本当にありがとうございました。

 

今回のこちらのバレッタは、大人になるにつれて

どこかに置いてきてしまった感覚があった

「盛り」と「ときめき」をためらわずに思いっきり表現した作品です。

 

インスタでのお披露目直後より

「私もそうでした!!」

「最高!!」

「今でも姫ファッションを愛していますよ!!」

という嬉しいDMが鳴り止まず、みなさまと懐かしさと共感に溢れた

とてもあたたかいやりとりを楽しませていただくことができました。

 

遡ること20数年前、薔薇の造花を頭につけて、
おおきな薔薇のついたペンで授業を受け

ただ「可愛い」を楽しんで生きている女子高生でした。

 

盛り髪に、リボンに、薔薇。
視界の7割がときめきで埋め尽くされていたあの時代。

鏡の前で、薔薇の位置を1ミリ単位で調整していた時間。

 

今振り返ると少し大袈裟で、少し滑稽で、
でも何よりも純粋で、まっすぐな時間でした。

 

でも、誰の目を気にするでもなく、
ただ自分の「好き」に正直でいられた。

 

きっと同じ時代を生きてきたあなたにも、
そんな自分だけのときめきの世界があったのではないでしょうか。

 

 

  可愛いは、手放すものじゃなかった

 

 

大人になるにつれて、私たちは少しずつ変わっていきます。


「引き算が美徳」

「やりすぎは野暮」

「上品さとは控えめであること」


そんな空気の中で、自分の中の「盛り」を削ぎ落とし、整えて、馴染ませていく。

それは確かに、大人としての洗練であり、美しさの一つの形です。


でもその過程で、本当は大好きだったはずのものを、
「今の自分には合わない」と少しずつ遠ざけてしまっていた気がします。

 

圧倒的な世界観で自分を包み込んでくれるような、

手加減のない「可愛い」を、私はどこかでずっと探していました。

 

これまでNastrosaでは、
「鏡の中で笑顔になる時間を大切にしてほしい」という想いで、
ときめきを届けるものづくりを続けてきました。

 

身につけた瞬間に少し気分が明るくなることや、
ふと鏡を見たときに、思わず微笑んでしまうこと。
そんな小さなときめきの積み重ね。

 

でも、その「ときめき」をもう一歩深く見つめたとき、
ひとつの答えに辿り着きました。

 

それが、今のブランドコンセプトである

「ときめきは、自分との和解」です。

 

昔好きだったものを、今の自分がもう一度「好き」と認めてあげること。
それは過去の自分を否定せず、
「そのままでよかった」と優しく迎えにいく行為です。

リボンも、薔薇も、あの頃と同じように、今も変わらず好き。


それならもう、遠慮しなくていい。

「今の私にふさわしいかどうか」ではなく、
「今の私が心から好きかどうか」で選ぶこと。

 

そうして手に取ったときのときめきは、
ただの懐かしさではなく、今の自分を肯定する感覚に変わっていくのだと思います。

 

 

  変わらなかった「好き」が、ブランドになった

 

 

Nastrosaは創業からずっと、
リボンとお花のアクセサリーショップとして歩んできました。

 

ホームページやInstagram、このブログなど

ピンクと白を基調に、リボンとお花で紡いできた世界観は、
一度も揺らいだことがありません。

 

POP UPの店頭では、その世界観を空間ごと体験していただけるように、

装飾だけで大きな段ボール3箱分をいつもイベントには持っていっています。

ほぼ内容物は、ほとんどお花です。笑

 

その積み重ねの中で、取引先の方からも

「リボンとお花といえば」
「甘くてメルヘンな世界観といえば」

と、思い出していただけるようになり

店頭で「あ、そういえばこのお花の世界、、〇〇のイベントで以前買ったことがあります!」と

言っていただくことがよくあります。

 

20年前から何も変わっていない好きなものを信じて続けてきたから、
ただの可愛いではなく、ひとつの世界観として、

誰かの記憶に残る存在になれたのだと思っています。

 

 

  なぜ私は、あの頃の「薔薇」を作ってこなかったのか

 

 

ここまで徹底してきたのに、私は自分の原点でもある
「頭に造花を乗せる」というヘアアクセサリーを、これまで作ってきませんでした。

 

リボンも花も、誰よりも扱ってきたはずなのに、
一番好きだったはずの形だけ、どこかで避けていたのです。

その理由を、自分でもはっきりとは分かっていませんでした。

 

でも、お客様との会話の中で、
ふとあの頃の記憶が蘇りました。

 

鏡の前で、薔薇の位置を調整していた時間や
「これが一番可愛い」と信じていた感覚。

 

私はあの頃のまっすぐな可愛いを、
どこかで遠ざけてしまっていたのだと気づきました。

 

でも、Nastrosaのコンセプトは
「ときめきは、自分との和解」。

 

それならば、一番向き合うべきだったのは、この原点だったのかもしれません。

 

そう気づいてからはいてもたってもいられず、

何件もお店を回り、フランスのヴィンテージレースを探してみたり、

あの頃のときめきを、今の自分が納得できるかたちで表現するために
造花屋さんやリボン屋さんを訪ねて、

気づけば大量のお花とリボンを抱えて帰宅していました。

 

 

 

  可愛いを解禁!

 

 

 

「可愛いを我慢しない!ためらわない!」

これが今回のプリンセスローズバレッタを制作する時の私の中での合言葉になりました。

というか、これからのNastrosaの合言葉にしようと思っています。

 

大人だからこそ、自分の「好き」を自分で選び取るということは

誰かのためではなく、自分自身を大切にするための選択です。

 

出来上がったバレッタを撮影のために並べたり、

自分の髪でサンプル作品を試着したときに

まるで女子高生の頃、初めて薔薇のヘアクリップを見つけた時のような

なんとも言えない高揚感を本当に久しぶりに感じることができました。

 

長くものづくりをしてきましたが、久しぶりに本質的な感覚を思い出させていただけたことに

お話のきっかけをくださったお客様や、一緒に喜んでくださったみなさまに

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

鏡の前で、ふと笑顔になる瞬間と
そのときに感じるときめきは、
きっとあなた自身との優しい和解の証だと思います。

 

今回のプリンセスローズバレッタや、

Nastrosaのアクセサリーがそのきっかけになれたなら、
これ以上嬉しいことはありません。

 

再販のリクエストもたくさんいただいておりますので

次回に向けてのお花とリボンを早速探してまいりますね💐