甘え上手なネコになる知恵授けます。
南風成香緒(はえなりかおり)です。
頑張り屋さんの代表選手みたいなわたくし。
子供のころからの、
お母さんに認められたい、
もっとちゃんとお手伝いして、可愛がられたい。
もっと甘えたい。
こんな子供心を抱えたまま、大人になって、
当たり前に頑張り続ける。
中学生までは痩せっぽちのカリカリだったのに、
弟3人との生存競争争い。
急いで食べないと、食べるものがなくなる。
はっ!たったいま気がついたけれど、
わたしの「奪われたくない!」は、
この食べ物競争から来ているんだわ。
大人になってからは、お昼に男性たちと
定食屋さんで丼ものをさささっと、食べる。
男性たちに負けないようなスピード重視。
「負けたくない!」
弟たちに負けないように、
会社では、男性陣に負けないように。
「奪われたくない」
「負けたくない」
お母さんに「認められたい」
愛を勝ち取って、さらに愛されたい。
食べ物関係(笑)だから、無意識でも命がけよね。
これらの思いは、普段まったく心の表面に、
出てこない。
だから、自分が負けたくない!なんて
思っていることに、40年以上気がつかなかった。
↑
ここが恐ろしいところ。
気がつかないから、当たり前にやっているから、
治りようがない。
心屋のマスターコースに通い始めて、
初めて、自分の中に、「負けたくない気持ち」
「奪われたくない気持ち」「認められたい気持ち」があることに気がついた。意識の表面に上がってきた。
マスター中は、何に「負けたくない」のか
分からなくて、でも「負けたくないんだよね〜」と周囲に漏らしていた。
社会人になり、
「男性並みに働かなければならない。」
「女はなんでもできなければならない。」
「指示されたことは、やらなければならない。」
わたしの当たり前は、こんな感じに進化していて、あたり前過ぎて、ガムシャラというよりも、ただ、黙々と働いた。
ガムシャラ感が全くなかったのは、
わたしにとって、当たり前過ぎて、意識の上に
上がってこないから。
ただ苦しい、息苦しい、辛い。
やらなければいけないと思っているから、
無意識に自分にムチを振るう。
仕事はなんとかこなせる。
でもなにかがうまくいかない。
わかりやすいのは恋愛。
手に入ると、何故かうまくいかない方向に流される(自分でやっている)。
仕事だって、お金はもらえるけれど、
わたしの努力に比べたら、
パフォーマンスの割に成果が少ない。
なぜ?
海外出張の少ない会社で、女性で
海外出張しているのはわたしだけ。
南米にも、北米にも、中国にも行った。
管理職にもなった。
そして、7年間の新幹線通勤(東京ー三島)
わたしはバリバリのキャリアウーマンだった。
本人はまったくそんな風に思っていなかった。
頑張るのが当たり前過ぎて、気づかない。
振り返ると、どれだけ頑張っていたんだろう。
そして、プライベートでは
年中お母さんと行動を共にしていた。
仲が良い親子。そう言われて嬉しかったけれど、
世の中の子供たちは、そこまで自分の大切な時間をお母さんと一緒に過ごしたりはしない。
わたしはお母さんがかわいそうだと思い、
いつもそばにいて、嫌いなお父さんを遠ざけていた。←単なるでしゃばり。心屋でいう、
「お母さんかわいそう、お父さんが大嫌い」の
典型パターン。
これらすべて、当たり前だと思っていた。
わたしのあたりまえ、おかしいよね(笑)
苦しいひとは、まず、自分の当たり前を疑うことから始めてみてね。
ダイエットを始めてから、
これまでもわかってはいたけれど、
よじれてよく見えていなかったものが、
より鮮明にシンプルになってきた。
繋がっていなかった一つ一つが繋がった。
ダイエットをしてよかった。
ダイエットで心がさらに軽くなる。
体も軽くなる。一石二鳥ね。
脂肪と共に、当たり前も削ぎ落とせるよ。
いつもありがとう。