ざざーん ざぱーん


砂浜で先生が生徒たちに言います。

「ここに落ちている好きな物を拾ってきて下さい。学校に戻ったら、それを紙に貼って作品を作ってもらいます。」


わいわい きゃいきゃい


子どもたちは、四方八方に散りました。

戻ってきた子どもたちの手の中では、硝子や綺麗な貝が光り輝いていました。
その中で一人、木の棒や汚い布を拾って来た子がいました。


ガヤガヤ ヒソヒソ


綺麗な物を拾って来た子どもたちが、その子どもを批判します。


それから数日が過ぎ、作品完成の日。

沢山のキラキラが貼られた作品が沢山完成しました。
その沢山は、教室の後ろの壁に貼られています。

一つだけ、壁に貼られずに前の棚の上に置かれている作品がありました。

それは、木と布で出来た立体的な物だったので、貼れなかったのです。

それは、とても素敵な作品でした。





作品名『僕の秘密基地』