祖父の夢を見た。



祖父はALSという難病で、私がまだ子どもの頃に亡くなった。

私の記憶の中の祖父は、ほぼベッドの上にいて呼吸器に繋がれていて、自分の意志ではピクリとも動かなかった。



そんな祖父が動いていた。


私は祖父がよく作ってくれた卵かけご飯を作り、食べさせていた。
笑顔で美味しいという祖父を見て、胸がきゅっとなった。


祖父は、先が見えずに悩んでいる私の様子を見に来てくれたのかもしれない。


目が覚めて、まだ残っている祖父の感覚に暖かい涙が零れた----