釘が2つあった。


一般的に想像されやすい釘と、呪いの藁人形でよく知られる長い五寸釘。



僕は、とあるゲートの前にいる。この奥には沢山の魔物が潜んでいるという。

これからの旅を共にする武器は、このどちらかの釘。


どちらか選ばなくてはいけない。

僕の命綱。



僕は意を決して、皆があまり選ばない五寸釘を手に取り歩き出した。