しゅっ




箱から一枚ティッシュを出す。
私はペンを持ち、そのティッシュに文字を書く。
自分の思いを一枚一枚丁寧に書く。


出会った時の事。

楽しかった思い出。

話した事。


今までの事を思い出し、色々な思いをティッシュに書いた。



もう何枚目のティッシュだろうか。
ふと私は、手を止めた。


結婚したかったなぁ。


じわりと瞳に涙が浮かぶ。

焦ってしまった。
本当に好きだったから、焦らせてしまった。



ぐっ と拳を握ると、ティッシュを取った。


最後のティッシュ...。



『大好きです。』



そして私は、目を瞑り深く息を吸うと立ち上がった。