今週はカンボジアプノンペンに出張。
カンボジアに行くのは初めて。

カンボジアはまだまだ戦争の面影が深く残っているところ。
1953年にフランス統治から独立したもの、1975年にはポル・ポト政権が成立し内戦が激化。
今のカンボジア王国になったのは1993年のこと。
まだまだつい最近のこと。

今回、一緒に仕事したカンボジア人のYさんも、戦争経験者。
彼は現在まだ37歳なんだけど、人間としての強さを持っている。

幼少時に強制労働にかりだされ、親を失い、銃弾の中を逃げ回り生きてきた。
そんな話をしてくれた。
内戦のなか、そしてふとしたチャンスから渡米。
MBAを取得し、カンボジアに帰国。
今ではそれなりの収入とポジジョンを得ている。

平和と平等が当たり前の日本人には想像もつかないこと。
今のアジア各国の人々には、這い上がろうとする勢いがある。

最近、忙しさに忙殺され、すっかり魅力のないサラリーマンになってしまってる俺。
もっと自分の将来についてアグレッシブにならきゃな。

下の写真は独立記念塔。
フランスからの独立を記念して1953年11月9日に建造されたもの。
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