あらゆる事故はもちろん起きない方がいいでしょう。しかし、もし不幸にも事故が発生してしまったら、一頻り悲しんで、後悔した後は、その事故を記憶の底に沈めるのではなく、目一杯活用しましょう。


リソースの最大活用は経営の命題です。起こってしまった事故を最大限に活用することで、組織が「安全」というバリューを得られるのであれば、そうしない手はありません。


再発防止を願うならば、起こったことを頬張り、咀嚼、消化、吸収して、皿に残ったソースも舐め尽くすほどの貪欲さで、事故というリソースを最大活用すべきです。


そのためには、何故その事故が起こったかを詳らかにしていく作業が必要になりますが、その方法については、改めて記したいと思います。