皆さまこんにちは。
Roastery and Cafe Nashvilleです。
threadsから、やすさんの
「なんか不思議だった事」をお送りします。
昨日からの続きになります。
では、お楽しみください。
その後、大部屋から個室に移り、抗がん剤治療が始まりました。
あんなに元気だった母が、日に日にやつれていき髪の毛は抜け酷い吐き気に襲われていく。
私と姉は、そんな辛そうな母を見ていられず、毎日行っていたお見舞いが、2日に1回1週間に1回…と、
足が遠のいていきました。
私が行かない間は、母の弟が献身的に看護してくれていました。
ある日、また医師に呼び出され、新薬があって早急に完治できる可能性があると。
今思えば「治験」なんですが、当時の私は治験なんて知りませんでした。
母は「1日でも早く治るなら」と、治験を引き受けました。
母の決定ですから、私と姉も同意しました。
治験薬を使い始めてから、母の状態は明らかに悪くなっていきました。
しかし検査では、数値上は良くなっていると医師は言いました。
私達は、医師の言葉を信じて、母を励ましました。
そんなこんなで1カ月ほど経った頃、たまたま姉と仕事の休みが一緒になったので、
2人揃って母に顔を見せようとなりました。
病院に着き、母のいる個室に入りました。
しかし、母の様子がおかしい。
明らかにいつもと違う感じでした。
続く
この曲を聴きながら、
はいかがですか。