皆さまこんにちは。
Roastery and Cafe Nashvilleです。
threadsから、_seri_sena_さんの、「教習所での出会いのお話し」(その2)をお送りします。
昨日からの続きになります。
では、お楽しみください。
金髪の彼は、見かけによらずとても紳士的で、ドアの扉を先に開けて通してくれるような子だった。
話を聞けば、お父さんが外交官で、小さい頃から外国と日本を行き来して育ったという。
将来は、お父さんのように外交官になりたいと夢を語ってくれた。
(私はたぶん、免許取ったから、クソ男とお別れして実家に帰るという話をしたと思う。恥っ...)
献血をしてみたいという私のわがままにも付き合ってくれたけど、結局私は風邪薬のせいで受けられず、彼だけ大量の血を取ることになった。
また、私は笑った。
そうこうしてるうちに結果が出て、お互い合格できて良かったね、と連絡先を交換することもなく別れた。
そして数日後、クソ男に追い出されるように、私は実家へと戻った。
なんてことない2日間の出来事だけど、8月になると必ず思い出す、オアシスのような思い出。
金髪のあの子は、今どこの国にいるのかな。
外交官になって、いろいろな国に行ってるのかな。
優しい子だった記憶があるから、素敵な家庭を築いてるだろうな。
え、私?
私は、もう戻ることはないと思っていたあの町に戻ってきました😊
そして、元気に過ごしています
終わり
このストーリーに、この珈琲はいかがですか。