こんばんは。

早いもので、今年も半分を越えてしまいました。

本当に・・・・早いですねえっ



さて・・・

最近は映画も観てますが・・・

海外ドラマ観る事が多くなりました。

それも、すべてが事件関係・・・・

でも、面白いんですよ(笑)



それを、今度UPしますね♪



そう、この場で少し。。

真面目に書いてみようかと。


テーマ?

現在の国会について。

ってのはどうでしょうか。


今の国会。というかかなり前からですが・・・

私は国会議員という人間たちを信じていません。

確かに国の法案を決定してるのは大変なことですが、

今の国会の情報を得ても、『この人たちは仕事してるの???今は揉めていていいと思ってんの?』と思ってしまいます。


なんで、こんな大変な時期に、首相を変えろ。なんて言えるんでしょう。

私はずっと昔から、おかしいと思っていました。

最近の首相で、任期期限までした人はいますでしょうか・・・・

何かと言えば、揚げ足をとり、大切な審議を進めず、首相を変える事しか頭にない人たちばかり。


ねぇ議員さんたち?

貴方たちは、身一つで何か月も災害復旧の場所にいた方がいいんじゃない?

現地の人たちがほしいのは、そんなバカげた争いなんじゃないよ?



ねぇ議員さんたち?

世論に目を向けてみたら?

首相を交代したほうがいいですか?じゃなくて、今本当に話し合わなけれればならないこと。

あるでしょう?


もう、足の引っ張りわいや、

任期の短すぎる首相たちをみるのはうんざり。


だから、国債のランクは下がり

だから、他国の首脳陣からあてにされないんじゃない?



もう、今の日本をダメにしてるのは

まぎれもなく貴方方。

どう責任取るの?


本当に・・・

恥ずかしい人たち。



今は、大切な問題。

そっちから終わらせなさいよ。

今政党が変わったって、直ぐにまた同じこと繰り返すんでしょ?

誰がやっても同じなら、今のまま落ち着くまでしなさいよ。


本当に・・・

本当に・・・


ハーモニー ~ 心をつなぐ歌 ~



森の奥での、気まま日記-ハーモニー
公式HP:http://www.harmony-movie.com/



私の行きつけとなった“小さな町の映画館”映画

こちらで前回観た『義兄弟』の次に気になった映画。


それが、この映画

『ハーモニー ~ 心をつなぐ歌 ~』です。


大手の映画館でなら、韓国の映画が連続して上映されるのよくあることでしょうが、

うちの町(市)の映画館では珍しい!!!えっ

そう思い、スタッフさんに聞いてみました耳


ふむ・・・

韓国映画フェアとのことらぶ2

いいですね笑顔

この映画館。私の趣味に合う音譜

嬉しいですねぇにひひ


で・・・先に言いますと


上記ポスターにも書かれていますが、

この映画・・・・本当に号泣します。


本当に号泣です。

息をするのが苦しいくらい。


この映画も相方と観たのですが、相方もホロリと来たようですえーん

珍しい・・・



それでは・・・

この作品は、実話を元に作られたお話です。

本当にあった話。

これを頭の片隅に置いて私は映画を観ました。


映画の舞台は、韓国・チョンジュ女子刑務所。

主人公であるホン・ジョンヘの出産シーンから物語が始まります。

獄中で出産した場合、その子供と共に過ごせるのは18ヶ月。そういう決まりがあるようです。

出産(すごい暴言を吐きまくるジョンへ。出産時の痛みは人を変えると聞きますへ~)により、

ジョンへはミヌ(※①!!?)という息子と共に獄中での生活をしていきます。

しかし、18ヶ月しか一緒に過ごすことが出来ない上に、ジョンへは身寄りがないため、ミヌは養子を組んで貰うしかない。それが、可愛い息子にとって最善の選択だと、ジョンへは養子縁組をしてもらう申請をする。


ジョンへと同じ房にいる女性たちは、実に様々。

元クラブの歌手であるファジャ。

ファジャは、生活の為に詐欺を働き刑務所に。

裏切りを働いたコーチに、少しばかり痛い目を合わせてやろうとヘッドロックをかけ、力加減を誤ってコーチを死亡させてしまった、元プロレスラーのジュンミョン。

浮気をしていた夫と愛人を殺し、死刑宣告をうけている、元音楽大学教授であったムノク。

この房の女性にとって、ミヌは大切な子ども。

そして、もう一人。刑務官でありながら、ジョンへ達にとって友人のような関係をもっているコン刑務官も同じ。

そんなある日、刑務所に合唱団が訪れ、その歌声に感動したジョンへは自分たちも合唱団を作りたい!!!と言い、所長に直談判。ついでに、成功したらご褒美(えっ)を♪と言い、ミヌとの外泊を取り付けます。


合唱団の責任者となったジョンへですが、実は彼女。破壊的な音痴。

ジョンへが歌うと、ミヌは必ず泣きだすほど。おかげで、彼女は子守唄すら歌えず・・・カゼ

困ったジョンへは、ムノクへすがりつきます。

最初は断ったムノクですが、ミヌとの外泊がかかっていると知り、受け入れます。


合唱団の公募を見て集まった、在監者の女性たち。

これまた・・・すごい個性が。

意見が合わず、衝突してしまいますが、ムノクのキツイお叱りが・・・


少しでもお互いを理解しようと起こした行動は、円を描いて座り、自分の犯した罪や、今までの人生を話すというもの。

この取り組みは功をそうし、ギスギスした雰囲気は和らぎを持ちます。

ですが、この雰囲気と同じようにならないのは、歌の調和。

不協和音そのものの状態で、ムノクは悩みます。


それが変わったのはユミの加入でした。

ユミは入所当時、誰も寄せ付けずにいました。

誰にも心を開かないユミ。

そんな彼女の歌声を、ジョンへがたまたま聴いたのがキッカケとなり、合唱団に加入(強引に)させたのですが・・・(色々ありました。本当に)


ユミの歌声を聴き、ジョンへは自分もユミのように歌えるだろうか・・・とユミに問いかけ、ユミはジョンへに

歌を教えます。

次第に上手になっていくジョンへ。

どれくらい上手くなったのか試したのは・・・

息子・ミヌがジョンへの歌声を聴いて泣くか、泣かないか!!!

(これは、まさかソレが判定!!!?と思いましたが・・・確かに、ジョンへが歌うと、大泣きするミヌでしたから。)

結果は大成功音譜



そして、半年後・・・

運命の日。


外部から偉い人が来たようで、その人の前で(そのほか多くの在監者)歌うのですが

これまた、大成功にひひ

みんな、明るい曲でノリノリアップ

これで、御褒美は貰える!!そう思っていました。

ですが。。。


確かに、ジョンへとミヌは外泊(というか外出)出来たのですが、それはミヌの養子縁組が決定したから。

ジョンへはもちろんの事、外の在監者もその事実に悲しみますが、ジョンへはミヌのためだ。

そう言い、ミヌを手放しました。


それからの、ジョンへの苦しみ、悲しみは・・・


歳月は流れます。

でも、どんなに歳月は流れても、ジョンへのミヌへの想いは変わらないのです。

ある年のクリスマス。

合唱団は、その功績(話題も含め)により、合唱コンクールの特別招待を受けます。

合唱の後、家族や会いたい人と話せる時間が貰える。

そう聞いたメンバー達。

喜ぶメンバーをよそに、会えない・・・そう想うメンバーも居ます。

ムノク、ユミ、そしてジョンへ。


そんな彼女達のために動く人がいました。

コン刑務官。

ムノクの家族には追い出されながらも、そっとドアの隙間にチケットを。

ユミのお母さんには、寂しそうに歩く後姿を追いかけチケットを渡し、『私が行っていいのだろうか。』という、彼女に、行く勇気を与え。

そして、ミヌと養子縁組をした家族の下には。。。。



当日、

会場となるホールの控え室で、財布が無くなるという事件が起こります。

それも、ジョンへたち合唱団のメンバーが盗んだという、有りもしない濡れ衣を着せられ、身体チェックや合唱の中止をさせられるのですが・・・

ただ、在監者だからという理由で、証拠もない。

その事実に、激怒したのは刑務所の所長でした。

自分が責任を取る!!!そう言います。(なんて凄い所長さん。この人は最初から在監者のことを考えていた。)


ですが、合唱団のメンバーたちは、ひどい仕打ちを受けたことにショックを受け、中には『頼まれても出るものか!!!』という人も。


その状態を動かしたのも、所長でした。

所長の一言で、動き始めたメンバー。


ドキドキあせるの舞台が始まる。

そこに待っていたのは奇跡のような出来事。

そして、その舞台を降りると、それぞれの大切な人たちとの時間。



ユミは母を追いかけ、ムノクは息子と会話して(見えないところで娘もいたのですが、姿を現さないようにしてました。)ジュンミョンは、好きな人(文通相手)に会って、ファジャは大切な家族と再会。

そしてジョンヘは、養子となり名前を変えて成長したミノと養母と会っていた。


幸せで、切ない。

そんなクリスマス。


(あぁ、良かった。

幸せな話だった。

そう思っていた私に、最大級のショックが・・・)



少し前から、世論の変化により、法に対する処置(?)が厳しくなっていました。

所長も何かと気にしていたのですが・・・


ある日、コン刑務官が遅れて出勤してくると、室内がとても重い空気。

なんと、ムノクの刑の執行が決まったとのこと。

突然のことで驚くのは当然で、コン刑務官は当然ムノクの刑執行は反対です。


それでも、時間は過ぎていく。

ムノクの刑の執行。

それは決定事項。


刑執行の前夜。

それまで頑なに会おうとしなかった娘と、コンクールであった(実は娘もいたのですが、来ていたとはムノクは知りませんので)息子と一夜を過ごすことに。

ムノクは、刑の執行を知らないので、『死ぬまで会えないと思っていたのに』と喜びます。

その夜、川の字で眠っていた親子ですが、娘はバスルーム(トイレ?)で泣きます。


そして、夜が明け・・・

何も知らないムノクやジョンヘたちの元に、赤い目をしたコン刑務官と上司の女性。


『外へ』


という言葉に、二日続けて面会がある事はない。と、事の次第を知ったジョンヘ達。

『先生、面会は断りましょう?』とすがるジョンヘに、ムノクは・・・

でも、その手は震えていました。


見るのがつらいほどに。


房から出たムノクは、二人の刑務官と共に廊下を歩きます。



そこに聞こえてきたのは

合唱で歌った歌。


それぞれ別の房であるにも関わらず、ムノクに起こることが解り、

合唱団のメンバーたちが歌っている。


その中をムノクは歩いていきます。





これで・・・

ハーモニー ~ 心をつなぐ歌 ~

は終了しました。




感想です。



すごく・・・考えました。

どうして、こんな終わり方をしなければならなかったんだろう。

と。


確かに、ムノクは二人の人を殺めた。

それは明確な殺意を含んでいて・・・

そして終身刑ではなく、死刑という判決が下っている。


日本でも死刑の執行はある。

だから、死刑判決を受けている人の刑の執行があるのは確かで、、、、


でも、happyendが良かったな。

そう考えるのは身勝手なのかもしれません。

世の中、そんなに甘くないことは知っています。


だから、あり得る事なのもあり、よけいに涙が止まらなかった。

そう思います。


考えてみれば、この映画で本当に幸せになった人間はいないのかもしれません。

ジョンヘは愛息子と別れ、ユミは声楽の道を断ち・・・

本当に・・・


でも、ムノクの刑執行を知るまでは、とても幸せに思えたんです。

それまでは、別の事を考えてました。


財布を盗んだと濡れ衣を着せられたとき。

人は、刑務所に入っている。入っていた。

そう聞いただけで、悪いことをしている可能性がある。(現段階で)

と思ってしまう。

そして、誰も信じない。


映画を観ていて、自分はどうなんだろう。と考えました。

もしかしたら、劇中の中の人間たちと同じなのではないだろうか・・・・

そう思い・・・


落ち込みました



本当にいろいろ考える映画で

本当に涙が止まらない映画で・・・



是非観ていただきたい映画でした。




P.S.

(※①)ですが、ミヌと聞いたとき、私の好きなK-POPグループのZE:Aのメンバーを思い出したのでにひひ


義兄弟


森の奥での、気まま日記-義兄弟
公式ホームページ:http://gikyodai.com/


この映画!!!

これは、私が是非観たい!!!!!と言って、相方に言い続けていた映画です!!!

行きつけの映画館で、この映画が上映されているということを知って、1か月前から言い続けていました(笑)


何故って・・・

だって、カン・ドンウォンさんが主演なんだものドキドキ


私は、もう何年も前からのファンラブラブ

熱狂的、ではないけれどしょぼん

彼の目がとても好きで、ずっと前から注目してみていましたにひひ


でも、まさか・・・

地元の映画館で上映されるとは思いもしませんでしたえっ


知った時はかなり、テンションがアップ

しかし、問題は相方。

私が好きだ!!!!という俳優さんや、歌手になぜか膨れっ面をする。

ファンなんだから仕方ないだろう???

というのだが。。。。


まぁ、強引に今回は観ましたが(苦笑)

しかし、相方は相方で食いつきましたよ!!!

なにせ、ドンウォンさんと一緒に演技をしていた、ソン・ガンホさんを知っていたからショック!

私としては、「だれ???カピバラ」なんですが、どうやら韓国でも有名な方らしく、ドンウォンさんも是非ご一緒したい!!!と言ったとか。

ドンウォンさんは、ちょうど別映画を撮り終えるかどうかの時期にこの話が来たのではないだろうか。。。。

その映画(チョンウチという映画ですが)は日本では公開されていないのですよ。ガクリ(黒背景用)


その映画も是非観たい!!!!




で、話がそれにそれました・・・・

この映画について書いていきましょう♪


しかーし!!!!

この映画、今後の上映が決定している映画館が多く・・・

もしかしたら。。。余計なこと(ネタバレ)してしまうのでは。。。

ま、私のブログを観る人は・・・すごくいい人だ!!!!

というか、このブログ観ていても、映画を観る人はいないだろうな。。。。

だから、書く!!!!!



物語は、世界唯一の分断国家といわれている韓国と北朝鮮が舞台。

始まりは冷たく暗い雨のシーンから。

電話で、女性に本を朗読してあげている一人の青年・ジウォン(カン・ドンウォン)のPCに一通のメールが届く。

メールは脱北し韓国に亡命した一人の男の暗殺を書かれているものだった。

ジウォンは韓国に着くと、一人の男・“影”と呼ばれる暗殺者に従い、友人である青年と共に、ソウル市内の団地へ向かい、影に一緒に仕事をする人間に選ばれたジウォンは、団地の一室を訪れる。

無慈悲に、そして残虐な殺しをする影。そんな影から、殺された人間の子供を守ろうとするジウォン。

息の詰まる空間を裂いたのは、警察の登場だった。

そこから、銃撃戦が始まる。影は警察を銃撃しながら、その場を離れようとし、

ジウォンは住民になりすまし、団地から抜け出そうとする。


建物から抜け出たとき、ジウォンが見たのは一人の男・ハンギュだった。

ハンギュは、銃声が鳴り響く建物を見ながら、指示を出していた。

その場を逃げるように去っていくジウォンと、影や北朝鮮の工作員を捕らえようと躍起になっているハンギュ。



森の奥での、気まま日記-gikyoudai2

(この二人が一瞬、目を合わせるシーン。)


ここで、ハンギュは一度追いかけようとするも、一瞬目を離したために、ジウォンを見失う。

ジウォンもまた、目にしたくない光景を目撃してしまうが、どうすることも出来ず、逃げるようにその場を後にし、仕事が終了した後に落ち合うはずの場所へと向かうのだが・・・迎えが来ることはなかった。

そこで、ジウォンは“国から捨てられたのだ”と理解するのだった。

ハンギュもまた、、“影”と取り逃がしただけでなく、自分の勝手な判断により多数の犠牲者を出したことで、停職・減給、そして解雇となってしまう。(解雇時には、離婚したことが判明する。)


時は流れ、ハンギュは家出した外国人妻の捜索を生業としていた。

ある日、一人の女を探しベトナム人が多く働く工場へと出向くが、そこのオーナーである男に危うく殺されかけるが、一人のマスクをかけた男に助けられる。

それが、ジウォンだった。

お互いが、あの日ソウルの団地にいた人間であることが直ぐに分かり、ジウォンはその場を平然を装い立ち去ろうとする。

そんなジウォンに、ハンギュは「一緒に仕事をしないか」と持ちかける。

一度、断ったジウォンだったが、ハンギュが今もなお国家情報院の人間であると思っているため、ハンギュの近くにいれば、韓国の情報を得ることができるかもしれない。そう思い、話に乗る。

ハンギュもまた、ジウォンが北朝鮮に捨てられた工作員であることを知らないため、ジウォンを近くにおけば、“影”の情報を得られると考えていたのだった。

こうして、お互いを探る二人の生活が始まった。


森の奥での、気まま日記-gikyoudai3
(給料などを話している時。場所・ハンバーガーショップ)


一緒に生活をしていく中で、ある時はジウォンからもし攻撃されたら?と考え、予行練習をしていたハンギュは、自分の手に手錠をかけてしまい、ジウォンが帰宅するまで動けなくなってしまう。

そんなハンギュをジウォンは帰宅した時に笑いもせず、手錠をはずしてあげるのだった。


仕事で、家出をした外国人妻を探し出し連れ帰ろうとするが、夫である男から暴力を受け逃げ出した妻は、帰りたくない!!と言い続け、ジウォンもまた連れ帰る気があまり起きない。

強引に連れていこうとうるハンギュに、ジウォンは怒り、二人は初めて殴り合いのケンカを始めるのだが・・・

そこに、あの時のベトナム人オーナーが現れ「サッカーに負けた!!!」と言う。

一瞬呆気にとられた二人。二人はオーナーや、その取り巻きに背を向け「戦える?」と確認しあう。

そして、さっきまでケンカをしていたはずの二人だったが、それを忘れた(?)かのように、オーナーたちと殴り合いを始めるのだった。(結果、勝ったのは二人。ジウォンの強さにビックリ!!!)

二人のケンカの原因となっていた妻は、ハンギュの心変わりにより夫の元に連れ戻さず、妹のいる家に置いていくのだが、「報酬がなくなりましたね?」と言うジウォンに、ハンギュは「君がいれば、直ぐに取り戻せるさ」と言うのだった。

この仕事以降、二人の仲は近くなっていった。



だが、そんな二人に“影”が近づいていた。

そして起きた事件。


それにより、韓国の国家情報院の人間たちから追われるようになってしまったジウォン。

そんなジウォンをなんとか助けようとするハンギュ。

だが、ジウォンは“影”と会い、自分の恩師を手にかけようとする。(手にかける事が出来ず、“影”が殺めてしまうのだが。)

そこに、ハンギュの声が。

ハンギュはジウォンを見つけると、早く逃げるように言う。

そんな、ハンギュをジウォンはナイフで・・・


森の奥での、気まま日記-gikyoudai4

驚き倒れるハンギュ。

見つめ立ち尽くすジウォン。

その後ろから現れた影。

その“影”に、息絶えようとしていた恩師の男が言った言葉。

“影”は男の止めをさし、汚い言葉を投げかけるが、男の言葉にジウォンは愕然とし、そして“影”に詰め寄る。

「なぜだ」と。

ジウォンを銃で脅す“影”。その銃を掴むジウォンは、背けるのではなく、敢えて自分に向けさせたまま。

そんな二人の背後、ジウォンに刺されたはずのハンギュが立ち上がる。

ジウォンはハンギュを刺したのではなく、自分の手を刺したのだった。


ハンギュが生きていることが解ると、さらに揉み合いは激しさを増し二人は建物の屋上から落ちてしまう。

ハンギュ、そして国家情報院の人たちは二人が落ちた場所に駆け寄るが、二人が生きているか微妙なところ。

ハンギュはジウォンを見つけ、駆け寄ろうとするが、一発の弾丸によって阻まれる。

“影”がジウォンに止めを刺そうとしていたのだが、自身も虫の息。

ジウォンの命を奪うことなく、“影”は息絶えたのだった。


今度こそ、ハンギュはジウォンの元に駆け寄り、今にも息絶えそうなジウォンを病院へと運ぼうとする。

そんな、ハンギュにジウォンは最後の力を振り絞るかのように、訴えたのだった。


「僕は、誰も裏切ってはいない。」と。





このあと、エピローグへと続きます。

今回は、敢えて文章の中に、思ったことを書き込んでいません。

どう、感情を表せばいいのか・・・

思ったことを書き込んでいたら、これは・・・・終わらん!!!

そう考えましたし。


なので、まとめた感想をここで思い切り書こうかと。

最初に書きましたように、この『義兄弟』は、主演がカン・ドンウォンさんだったので観ようと思いました。

どんな、内容かも知りもせず観ました。

だから、観た感想は


どうして・・・元は同じ国だったのに。同じ血が流れているのに・・・

今は、どうして争っているのだろう。

こんなにも、家族を思う気持ちは一緒なのに。


これが、最初の感想でした。

ジウォンは、ずっと家族の事を想い続け、逃げ続けていた。

ハンギュもまた、離婚して離れてしまった娘をずっと想っていた。

韓国と、北朝鮮。

別れてしまった二つの国で、別々の、全く違った境遇の中で生まれ育って生きてきた二人なのに、大切な家族を想う気持ちは同じように重く、温かい。

そう感じました。

だから、余計に【どうして】と思ってしまった。


次に、思うのはカン・ドンウォンさんの演技が、さらに磨きがかかっている。そう思いました。

オオカミの誘惑を観て、かなりの年月が経ちますが・・・

魅力的らぶ2な男性に変わっています。

この、ジウォンを演じるのは大変だったんじゃないかと思います。

でも、こんなに暗い瞳。悲しい瞳。

瞳に引き寄せられる。

瞳だけが、魅力的。というわけではありません。

追われ、いつでも神経を尖らせていなければならない。という雰囲気が、すごく伝わってきます。

そして、次第にハンギュに心を許していく姿も、唐突ではなく、ゆっくりと流れるように。

とても自然でした。


ソン・ガンホさんも、素晴らしい役者さんだと思いました。

人間臭さ。というか、本当に近くにいそうな“おじさんジャムおじさん”って思えるんです。

人間の狡賢さや、自分の想像で【こうなったら、どうする?】なんて思った時に、行動してみて。でも、失敗して(笑)

ハンギュもジウォンと暮らし始めたころ、神経をギリギリと張りつめていたから、面白い反応をみせます。

それは、ジウォンと全く違い、感情を自由に表現した。。。といいますか、解りやすい反応なんです。

それが、とても近い存在のように感じられました。

親戚のおじさん。みたいに(笑)笑顔


でも、それはとても難しいことなんじゃないかと。

やはり実力のある方が演じているから、そう思えるんでしょうね



この映画、主役である、カン・ドンウォン、ソン・ガンホのやり取りがなければ、すごく重いテーマです。

この二人の演技や、作中に出てくるコミカルな場面が、この重いテーマの空気を少しずつ軽くしてくれています。


時に笑いが漏れるからこそ、最後まで観れた気がします。


ズン。と重いテーマが根底にあるので、真剣にみますが

入りすぎた力を、プッっと笑える場面で、浮上させ

二人の感情で涙を流します。


是非観ていただきたい。

そう思う映画です。