おはよう。

暑すぎますよねー。

さすがに熱中症になりそうです。

でも食欲はほとんど落ちないので、なんとか体力維持できてます。

ネコもニンゲンも。

毎日早朝に防災無線で熱中症アラートが発表されます。

それでも、朝から草刈りの音が響いて、畑にはいつも通り働く人がいます。

習慣化された日々の営みを気候変動のせいで変えるって、なかなかできない事なのかも。

まあ、かくいう私も熱中症アラート発令中の真昼間に、ちょっとお出かけしてたんですけどね。

栃木県益子町の西明寺へ、笑う閻魔大王様に会いに行ってきました。

普段は建物の外から拝観するのですが、特別にお堂の中に入れる機会があったのです。

境内には国指定の重要文化財がたくさんあって建物だけでも見どころ満載なんですが、楼門の仁王像、安置されている仏像、どれをとっても素晴らしい。

そしてなんといっても有名なのが、この閻魔大王。

なにがどうしてこうなった?ってくらい笑ってます。

閻魔様といえば地獄の入り口で死者の生前の罪を裁く怖い人ってイメージですけど、一説では地蔵菩薩の化身と言われていて、必ずしも悪人に罰を与えるばかりでなく、救うべき人は救ってくれようとしている優しい大王なのです。

なのでここの閻魔様は優しさで笑っている、という説明が何かに書いてありましたが・・・でも、この「あじゃぱーーー」とか言ってそうな大爆笑の顔、お地蔵様の慈悲深い微笑とはずいぶん違ってますし、正直言えば私はこの笑顔が怖かったです。

あと、閻魔様の左右に控えているのは、生前の悪行を閻魔さまに報告する悪童子(向かって左の赤い顔)と、善行を報告する善童子(向かって右の白い顔)だそうですが、

私にはどうしても、善童子のほうが怖く見えます。

なんていうのかなぁ。。。

私のイイこと、ちゃんと言ってくれてる?歪曲して伝えてない?って疑いたくなる。

で、間違った伝わり方してるのに弁解の余地も与えられないまま「はいダメー、針山行き」って言われて、「えーー!そ、そんなぁぁーーーー」ってうろたえる私を見て、うひゃひゃと大笑いしてる人たち、に見えてしまうんだな。これは私の心がゆがんでいるからなんでしょうか。

で、この次のはもっとすごく怖いので、心して見てね。

いくよ。

写真横ですけど、地獄行き確定した死者の身ぐるみをはがす脱衣婆です。

いわゆる三途の川の婆さんですね。

実物よりも、こうして下手な写真で見るほうが怖いですね。

トイレいけなくなりそう。

これ、衣の裾にかつての彩色が少しだけ残っているんですけど、結構多彩で色鮮やかに彩られていたようです。

完成当時はそれほど怖くなかったのかも。

紀貫之夫妻の像。

紀貫之の末裔の一族が益子に移り住み、この地に祖先の貫之を祀ったそうです。

仏像ひとつひとつもっとじっくり見たかったんですけど、あまりゆっくりしていたら陽がくれるのでまたの機会に。

写真が下手すぎますが、備忘として載せておきます。

楼門のそばの古木に寄生していた植物。

満月。

これは驚くべきことにウチの汚庭のコナラ。

こうして見ると立派に育ちましたね~。

この画像の中にヤマバトが写ってます。

コナラの枝に営巣しようとしているもよう。

暑い中、散歩に出たけど、すぐに回れ右するのりしお。

で、ネコ・クーラーの前でこうなる。

いいのいいの、みんな無理は禁物。

今日は絵の具を買いに行きました。

黒のアクリル絵の具を買おうとしてたんですけど、ふと見るとこんなものが。

写真ではよくわかりませんが、ぜんぶ「黒」なんですけど、ひとつひとつ違ってるんです。

これまでリキテックスのアイボリーブラックを使ってきたんですが、このダルマを見て、今日はジェットブラックというのを買ってみました。

なるほど。

勉強になります。