『10分間カセット』無事に幕が下がりました。
何日経ってると思っとるんじゃい
と思う方もおられると思いますが、ここでお礼を言わせてもらいます。
受付を手伝ってくれたお手伝いの方々、時間のないなか素晴らしい効果を作ってくれたスタッフの方々、そして観に来て頂いたお客様。
本当にありがとうございました。
皆様に支えられ張ち切れパンダは劇団員公演という無謀な公演もやりとげられたかと思います。
そして今回は本当にパンダのメンバーに感謝です。
いつも感謝していますが。
こんなに楽しく公演できたのは、とっても久しぶりで。
本当にただただ楽しんで演劇というものはこんなに自由なんだと、改めて思えた公演でした。
今までパンダに関わった人達もここぞと観に来てくれて、メンバーのあそこが良かった、あそこがずるい、と楽しそうに言ってくれる姿を見て、ああ、本当に可愛がって下さっているとホクホクした気持ちで毎公演終わらせていただきました。
ここから先は多分長いし、ただの自己満を書くだけになるので見なくても大丈夫です。
見ている人がいるかは謎ですが。
今回は本当に楽しみにしていた公演でした。
劇団員だけなんて楽しいに決まってるじゃん！
とも思っていたし、お互いダメなところもわかりきっているからその全てを共有して、許容出来る相手だから劇団員として今までやってこれているわけだ。
変に気を使う必要もないし、あー、この人へそ曲げたなと思っても無視してればいいのだから。
とにかく稽古を皆とやるのが楽しみで仕方がなかった。
の、ですが。
いつもに輪をかけて筆が進まなかった。
これは本当に切なかった。稽古に行きたいのに行けない。書けよ、とにかく。という自問自答。
パソコンのデスクトップは某SNSの創始者。
「完璧を目指すよりまず終わらせろ」の言葉を貼り付けている。
楽しみなのだけど筆が進まない。
そんな私を責めるでもなくただただ支えてくれることに徹してくれた劇団員には本当に頭が上がらない。
ずっと座りっぱなしのためケツも汚くなるし白髪も増えるしいいことなんかなんもないけど
この人達の顔に泥を塗りつけるような真似だけはしていけないと
書けなさすぎて五日間ほどパソコンの中のWordに一文字も文字が追加されない日々を送り気を失い、目が覚めたら八木さんが居た。
なんだかもう肝が座った目だった。別に怒りも焦りもなく。
そこからなんだか怒涛のようにページ数を増やせなんとかかんとか幕を上げました。
なんだかもう書けば書くほど自分ってひどい･･････としか思えないんですが。
戒めのためにも書いておこう。
今回まあ、うちの深井邦彦がうちの深井邦彦ではなくなる公演でもあったわけで。
小林美奈が辞める時も、帯包麻菜が辞める時も
公演が終わった後やらに退団を言うもんだから、その人への餞やらいつでも戻ってきて一緒にお芝居やりましょう。という作品で送り出してあげれなかった。
私はその人への想いがないとその人たちに台詞を書けないもんで、物語が先行するタイプの作家ではないのです。
こんなんやろうかなというのが頭に思いつきはするけども、基本人ありきで作るタイプです。
だからかわからんがうんうん考えて、
いつもより白髪を増やして、あのような作品になった。
なんだか生きてくことって恥と自分中心の考えとそれでも人と付き合っていかなければならない
そんななんか、普通のことをやりました。
それをやってくれた皆に本当に感謝。
長い文章を書くと自分が何を書きたかったんだかわからなくなる。
ということでここらへんで終わり。
くにこれからもがんばれー
いつでもあそびにおいでー
