金曜日、福祉型児童発達支援センターを正式に退園しました。

他の児童発達支援センターに移るわけではないため、卒業という形になります。


昨年12月からは幼稚園との並行通園を認めてくださり、11月・3月の二度に渡り幼稚園と連携を図って引き継ぎ会議をしてくださいました。


思えば一昨年の11月、2歳児検診のとき面談した心理士の先生から「うちにおいで」と誘って頂いたことが大きなきっかけでした。

そして、リトルベビーサークルの先輩ママさんからも優しく背中を押してくださり、療育の門を叩きました。

昨年1月より通園し始め、1年2ヶ月親子通園で週3〜週4で通いました。特に満3歳で幼稚園入園が近づいてきた夏からはほぼ週4で通ってました(残りはデイサービス)。


自分の世界に入り、お支度は全介助、自分の興味のあること以外は無関心で、設定遊びも見向きもしなくて本当に何もできなかった息子が、よく笑い、人にも興味いっぱい、お支度はもちろん支援は必要だけど一人でできることが増え、席に一人で座り、名前が呼ばれたらきちんと反応し、設定遊びも興味を示して参加するようになり、ハサミやクレヨン・絵の具・糊などいろんなものを嫌がることなくやってくれるようになりました。

もちろんクレヨンはまだグチャグチャにしか書けないし、筆圧も弱いし、ハサミも上手く使えないし(興味は持って切ろうとしてる)、シールや糊付けしたものを思ったとおりに貼れないけど、興味を持ってやろうとしてくれるまでになりました。

最近は数字ブームで20〜30くらいまでは数字として理解してそうな???雰囲気です。

そして、言葉が不明瞭ながら日本語に近いイントネーションでお喋りがかなり上手くなってきました。

もちろん単語しかでないのですが、第一次言葉の大爆発に入ったかもしれません。

なんなら、英語も喋る←



幼稚園入園してから息子の成長スピードがグングンと上がっていって、実は児童発達支援センターが息子にとっては物足りない場所に変わりつつあったので、丁度いいタイミングだったと思っています。


とはいえ、発達的にはまだかなり遅れているため、4月以降は幼稚園の他に去年8月から行っていたデイサービス2箇所で継続してお世話になります。

児童発達支援センターでやってくれていた言語指導はデイサービスでお願いすることになりました。



親子通園は親も大変で、子どもの給食は出るけど親は出ないし、自分時間なんて皆無だし、なんなら発達が遅れて深刻だから療育に通っているわけでメンタルはやられるし、やらなくても良いものならやりたくなかったです。


でも、それ以上に「この子は明らかにおかしい。自閉症じゃないか?知的障害もあるんじゃないか?嫌だ嫌だ嫌だ」と思っていた気持ちが、「やればできるんだ!」「この先障害があると言われても、将来息子が独り立ちして社会で生きていくために、今、親として何をしてあげたら良いのか」という気持ちに切り替えることができました。それはたぶん療育を受けて、明らかにできることが増えたからだと思います。




実際に児童発達支援センターに通って、発達が心配な子や障害のある子と触れ、一緒に時を過ごしたことで偏見が減ったような気もします。

今までは「なんだろ、この子。親は何をしてるのかな」って白い目で見たような場面でも察しが付くようになり、気に留めないようにしたり、例えば息子を上手く誘導して離したりするようになりました。


本当に通って良かったです。

4月からは新しいスタート、また頑張ろうね!



修了証書、盛大に間違えてますがな・・・