【現実を直視】しなければ【ワクワク】を実現できない | 学びの冒険者 原口直敏Side←L "The Logical Brain Monster"

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【現実を直視】する事と【ワクワク】の重要な関係について。

冒頭の絵は、知覚から行動までのフローを示しています。
このフローに出てくるプロセスを簡単に説明しましょう。


1.知覚
 現実からのインプット
2.判断
 知覚によるインプットにより、思考または感情で判断する
3.行動
 判断に従って現実に働きかける
 つまり、現実へのアウトプット


【現実を直視】すると言うのは、この例で言うと1の知覚にあたり、
【ワクワク】と言うのは2の判断になるわけです。
つまり、【現実を直視】すると言うのは【ワクワク】とは別のプロセスです。
よって、この二つの間に矛盾は全く起こりません。

ところが、知覚に属する【現実を直視】することは、
判断に属する【ワクワク】の前のプロセスです。
これは、何を意味するのでしょうか?


順番に考えてみましょう。


1.【現実を直視】することが出来なければ知覚がゆがみます
2.知覚がゆがむため、判断にもゆがみが生じます
3.判断にゆがみが生じたため、行動にもゆがみが生じます


例を挙げましょう。
何らかの理由であなたの収入の道が閉ざされたとします。
この事を直視せずに「大丈夫! 大丈夫!」と自己暗示をかけ続けたとします。

この場合の問題点は明白です。
収入の道が閉ざせれたというインプットを入れずに判断したら
判断ミスが発生するのは当たり前です。
「大丈夫! 大丈夫!」と言うインフォメーションが入っているから、
金遣いは荒くなるでしょう。
だって、大丈夫なんだから。
そして、収入の道を作るような方向にも動きません。
だって、大丈夫なんだから。

従って、正しいアプローチをするのであれば次のようになります。


1.収入の道が無いことは正しく認識
2.その上でどうすれば収入の道を開けるかを検討する


こうすれば、その問題を解決するために脳がフル回転で働いてくれます。
そして、そこから「ワクワク」→「行動」につながっていくのです。



学びの冒険者 原口直敏