そもそも、なぜ日本人の給料がこんなにも低いのか?
ここにもアメリカが関わっている。
今から約40年前、レーガン大統領は金利を高くしてドルを強くした。
なぜならば、アメリカの国債に投資をしてもらうため。
しかし、アメリカ人が高給取りになり、アメリカ人が作った物が高級品になる。
結果、海外に売りづらくなる。
輸入はしやすいけど、輸出がしづらい。
アメリカで赤字が膨らんでいくし、金利も高い。
借金状態で金利が高いと、どんどん借金が増えていく。
レーガンは「さすがにヤバい・・・」と焦りだす。 あわあわ・・・
そこで、1985年にいきなり変動相場制にした。
しかも、国会ではなくプラザホテルで決めた。
なんで国会じゃなく、ホテルで決定できるの?
ドルを下げて金利も下げよう
そして、円とか西ドイツの当時のマルクを上げよう。
相対価値を行うことにした。(ドルが下がると他の通貨が上がる)
日本は戦争の敗戦国だから輸出をして黒字をずっと稼いできた。 Made in Japan
日本の円を上げて、日本人の給料も上がった。
日本の輸入は増えるけども輸出がしづらくすれば、アメリカの赤字が減るだろうと考えた。
日本の輸出業者からすると
「ちょっ!待てよ!!」状態。
アメリカばかり優遇されていて日本のことなんて考えられていない。勝手に決めるなよ!
それな!!
つづく・・・