日本は世界一稼いでいた。
財務省が毎年情報を出しているが、日本は418兆円の世界一の対外純資産を持っている。
『対外純資産』とは
国が海外に保有している資産から負債を除いたもの。
『対外資産』とは
日本の民間や政府を含めてアメリカ国債やアメリカの株を持っていたり、
他国の国債や土地、株を持っていること。(簡単に言うと海外に持っている資産のこと。)
『対外負債』とは
海外の人たちが日本の株や土地を持っている。日本人からすると『負債』である。
(簡単に言うと日本の資産を海外の人が持っていること。)
まとめると、「対外資産」から「対外負債」を引くと 「対外純資産」になる。
しかも、33年間連続で日本は『対外純資産』が世界一である
つまり、33年間連続で日本は世界一稼いでいた!!
(世界一稼いでいないと、対外資産持てないから。)
だけど、お給料に反映していないし、景気も上がっている感じがしない。
何故こんな現象が起きているかっていうと、企業に内部留保されていた。
「内部留保」とは 企業の利益の余剰分のこと = 企業がため込んでいたお金である。
日本全体の企業で内部留保が550兆円と発表された。
ちなみに1990年頃の内部留保は50兆円ぐらいだったが、この30年間で500兆円内部留保されていた。
つまり、一般の労働者たちがお給料を失い続けている。
つづく・・・