写真集『三浦涼介』制作日記1 "陰"と"異質"の三浦涼介
11月26日に発売した写真集『三浦涼介』について、少し ずつですが裏話をご紹介していきたいと思います。
三浦くん本人を交えたかたちで写真集の企画が動き出した のは、9月に入ってから。出演中だった舞台の合間をぬっ てのことでした。 本人の口からまず語られたのは、「自分にしか撮れないも の、作れないものにしたい」という思い。 “ただ何となく”ではなく、「三浦涼介だからこそ表現で きるものを」――でした。
では「“三浦涼介”とは何者か」を話し合いました。 あらためて語ってもらうと、幼い頃から「人と違うもの」 を望んでいたこと、それ故に自分が周囲になじむことのな い存在だと気づいたこと、さまざまな葛藤から自分を傷つ けたこと……。 キラキラした笑顔や穏やかな話し口調などから「天使のよ う」と称されることが多いのは知っていましたが、編集部 が感じていた魅力は、むしろ“陰”の部分や“異質感”。 満面の笑みにふと翳りが差す瞬間、同世代の役者に交じっ ていても異彩を放つ存在感。三浦くんの語る“傷”こそ が、人を惹きつける魅了であると思うのです。 さらに「可愛い、綺麗とだけ言われるのは嫌だったけど、 今はやるからには誰よりも可愛く、誰よりも綺麗に見せる 自信がある」とも語ってくれました。 三浦くんが本音で話してくれるほど、“自分”に向き合っ ていることが伝わってきます。そして役者10周年を迎えた 今、それを表現したいという想いも。 「“三浦涼介”そのものを表す1冊にしよう」と、三浦く んはもちろん、スタッフ一同が気合を入れ直しました。
そこから1冊の本という形にするにあたって、三浦くんが 表現したいものと編集部が立てたプロットについて話し合 い、すり合わせ、撮影の内容を固めていきました。 打ち合せから数日後、出演作のイベントがひと段落した三 浦くんと、今度はさらに具体的な衣装やヘアメイクについ て話し合うことに。天使、悪魔、悪魔以上に毒の部分…… 三浦涼介に内在するものをアウトプットしていく作業に、 真剣に取り組んでくれた三浦くん。 そんな三浦くんがここであらためて口にしたのは、「メイ クはヘアメイクさんだけが考えるとか、衣装はスタイリス トさんだけが考えるとか、ひとりに責任をもたせるのは絶 対にやめよう? みんなで考えていいものをつくりた い」。 モノづくりにはいろいろなかたちや手段があると思います が、三浦くんは終始この「みんなでつくる」という姿勢を 貫き、体現していました。
Android携帯からの投稿
