母が緊急入院してから、病状説明は私と父親で聞いてきた。


医師からの説明はとても分かりやすかったが、医療者ではない父親や、他の家族からすると、わからないことも多々。


それに対して、私は補足で説明したりしていた。


ずっと説明では「落ち着いています」と話していたが、よくよく話を聞くと肺に水が溜まって、酸素投与をしている状態だった。


それ落ち着いてるって言う?


不安に押しつぶされそうになって、医療者に大して、それは落ち着いてるって言いませんって言ってしまった。


そばにいなくて、想像することでしか会えないから、


落ち着いてる


その言葉に安心していた分、何だか悲しみに溢れた。


父親は、任すしか仕方ないんやから、聞いてないことの一つや二つあっても仕方ないと言った。


私はその父親の一言が許せなかった。


母親にもう会えないかもしれない。


娘の気持ちがこの人には分からないと思った。


父親は、もうお前は病院にいくなと。全部、僕が面倒みるといった。


あーそうか。


私がいけなかったんだ。


なんとなくそんなことを思って、父親に謝った。


父親に怒鳴られ、


父親と娘たちの温度差を痛感した。


ある意味父親は覚悟もしている。


任せるしかない。


わかるけど。そばにいられないぶん、ちゃんと知っていたかった。


医療者って、その場を見ていなくても、情景が手に取るようわかったりするんよね。


良くも悪くも、それで自分が苦しくなる。


でも、落ち着いています。そのひとことで、納得し、安心できる人がいることも知った。


家族として話を聞くとしたら、医療者としての目はいらんのよなぁ。


不安を煽ることないよなぁ。


と、ふと思った、出来事でした。