http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160131-00000012-asahi-soci
硯(すずり)の生産やホタテ養殖で知られた宮城県石巻市雄勝(おがつ)町。
【写真】震災前の宮城県石巻市雄勝町の中心部
更地にぽつんと立つ仮設商店街の一室で昨年12月25日、防潮堤計画をめぐり、宮城県と「持続可能な雄勝をつくる住民の会」の話し合いが持たれた。平行線が続いた。
「海と陸が切り離された雄勝では、観光客も呼べない。10年以内に町は衰退する」。硯職人の3代目、高橋頼雄さん(48)は語気を強める。自宅を流されながら、この5年近く、町のホタテ祭りなどを引っ張ってきた。だが決議などをとったわけではない。住民の会事務局の徳水博志さん(62)は「いま一度、地域住民を集めて採決すべきだ」と反論した。
石巻市雄勝総合支所は震災の年、住民団体の議論もふまえ、海沿いを走る県道や国道を20メートルの高さまで移し、道沿いに山をきりひらいて住宅地をつくる復興案をまとめた。「防潮堤の上げ下げを議論していても、まちづくりは進まない。工事が始まれば、硯職人の高橋さんは雄勝を離れるつもりだ。
硯(すずり)の生産やホタテ養殖で知られた宮城県石巻市雄勝(おがつ)町。
【写真】震災前の宮城県石巻市雄勝町の中心部
更地にぽつんと立つ仮設商店街の一室で昨年12月25日、防潮堤計画をめぐり、宮城県と「持続可能な雄勝をつくる住民の会」の話し合いが持たれた。平行線が続いた。
「海と陸が切り離された雄勝では、観光客も呼べない。10年以内に町は衰退する」。硯職人の3代目、高橋頼雄さん(48)は語気を強める。自宅を流されながら、この5年近く、町のホタテ祭りなどを引っ張ってきた。だが決議などをとったわけではない。住民の会事務局の徳水博志さん(62)は「いま一度、地域住民を集めて採決すべきだ」と反論した。
石巻市雄勝総合支所は震災の年、住民団体の議論もふまえ、海沿いを走る県道や国道を20メートルの高さまで移し、道沿いに山をきりひらいて住宅地をつくる復興案をまとめた。「防潮堤の上げ下げを議論していても、まちづくりは進まない。工事が始まれば、硯職人の高橋さんは雄勝を離れるつもりだ。
海と陸を隔てる巨大防潮堤 東北の被災地で進む建設
